15.6インチのノートパソコンは、見やすい画面サイズでありながら、持ち運びのしやすさも兼ね備えています。
とはいえ、15.6インチのノートパソコンは種類が多いため、何を基準に選べばいいか迷う方は少なくないでしょう。
そこでこの記事では、15.6インチのノートパソコンの画面サイズや選び方、おすすめモデル3選を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
※ 製品の情報や価格は2023年12月15日時点の情報となります。
- 15.6インチのノートパソコンの画面サイズ
- 15.6インチのノートパソコンとA4サイズを比較
- 15.6インチノートパソコンを利用するメリット
- 15.6インチノートパソコンの選び方
- 15.6インチサイズのノートパソコンおすすめ3選
- 15.6インチサイズのノートパソコンはバッグに入る?
- 自分の理想的なノートパソコンを探すならマウスコンピューター
- まとめ:15.6インチのノートパソコンは画面サイズと持ち運びやすさの良いとこどり!
15.6インチのノートパソコンの画面サイズ
日本では、cm(センチメートル)を使用することが多いため、インチ表示では実際に何cmなのかイメージしづらい方も多いのではないでしょうか。
15.6インチは「39.624cm」と約40cmです。15.6インチのノートパソコンの画面サイズはアスペクト比率4:3の場合「縦23.77cm・横31.7cm・対角線39.624cm」、アスペクト比率16:9の場合「縦19.4cm・横34.5cm・対角線39.624cm」になります。
15.6インチのノートパソコンとA4サイズを比較
15.6インチのノートパソコンのサイズを、具体的にイメージするにはA4サイズと比較するのもおすすめです。ここでは、本体サイズで比較してみましょう。
縦 |
横 |
対角線 |
|
15.6インチのノートパソコン (アスペクト比率16:9) |
19.4cm |
34.5cm |
39.624cm |
A4サイズ |
21cm |
29.7cm |
36.37cm |
15.6インチのノートパソコンは、A4サイズよりも横幅が大きいことがわかります。15.6インチのノートパソコンは厚みもあるため、実物を手に取ったときは、少し大きく感じるでしょう。
15.6インチノートパソコンを利用するメリット
15.6インチのノートパソコンのメリットは、画面サイズが見やすく大きいことです。持ち運ぶことを前提に選ぶ場合は、少し大きいと感じることもあるでしょう。
しかし、画面サイズが大きいほど作業効率は上がる可能性があります。
また、コンパクトサイズのノートパソコンと比較したとき、15.6インチのノートパソコンは、コンパクトサイズのノートパソコンと比較すると、排熱効率が高いため高性能なパーツを搭載できるというメリットがあります。
画像編集やゲームプレイを視野に入れて選びたいときも、15.6インチのノートパソコンがおすすめです。
15.6インチノートパソコンの選び方
では次に、15.6インチノートパソコンを選ぶポイントを9つ紹介します。
1.額縁もチェックする
2.サイズ以外に解像度も確認する
3.CPUで選ぶ
4.ストレージで選ぶ
5.メモリで選ぶ
6.Officeの有無で選ぶ
7.重量で選ぶ
8.作業内容で選ぶ
9.使い勝手の良さで選ぶ
額縁もチェックする
まず、額縁をチェックしましょう。額縁とは、ディスプレイを囲む縁のこと。ベゼルとも呼ばれています。
画面サイズは基本的に変わりませんが、額縁が広いほど本体サイズが大きくなることに留意しましょう。
額縁が狭いとサイズをおさえられるだけでなく、見た目にもスッキリするのが特徴です。
サイズ以外に解像度も確認する
解像度の確認も重要です。解像度は画面に表示される、縦×横のドット数を表しており、ドット数が多いほど解像度も上がり、美しく表示されます。
15.6インチのノートパソコンでも、サイズ規格によって解像度が異なります。
サイズ規格 |
解像度 |
HD |
1,366×768 |
フルHD |
1,920×1,080 |
4K |
3,840×2,160 |
特に、グラフィックやゲームなどでは、解像度で使用感が変わるため、目的に合った解像度を見極めてください。
CPUで選ぶ
CPUは、パソコンの頭脳とも呼ばれる、処理速度に関係するパーツです。CPUは、intelとAMDがよく知られていますが、グレードによって性能が異なります。
グレード |
intel |
AMD |
エントリー |
Pentium |
Athlon |
ミドル |
Core i5 |
Ryzen 5 |
ハイエンド |
Core i7 |
Ryzen 7 |
グレードが上がるほど高性能ですが、価格も高くなることに留意しましょう。
ストレージで選ぶ
ストレージは、データを記録する役割を担うパーツで、「HDD」と「SSD」に大別されます。
ストレージ |
特徴 |
HDD |
大容量のデータを記録できる |
SSD |
速度が早い |
HDDは、1TB以上の大容量タイプのものが主流となっていますが、速度が遅いためスピードを重視する場合は不向きです。
SSDは、HDDよりも速度が早いので、快適さを重視する場合に適しています。
ストレスなく使用したいのであればストレージは250GB以上、動画編集やゲームプレイには512GB以上を目安に選びましょう。
メモリで選ぶ
メモリは、データを一時的に保存する役割があります。メモリ容量が多いほど保存できるデータ量も増えますが、多すぎると快適さが損なわれる可能性があるので注意しましょう。メモリは目的に合わせて選ぶことをおすすめします。
メモリ容量 |
用途 |
8GB |
書類作成・ネットサーフィン |
16GB |
ゲーム |
32GB |
動画編集 |
64GB |
高精度な動画編集・RAW現像 |
上記は目安なので、目的に合わせて最適な容量を見極めてください。
Officeの有無で選ぶ
ビジネスや学習にパソコンを使用するなら、Officeの有無も確認したいポイントです。Microsoft Officeは、大きく分けて「Personal」と「Home & Business」の2種類に分けられます。
Personal |
Excel・Word・Outlook |
Home & Business |
Excel・Word・Outlook・PowerPoint |
ExcelやWordを利用したいなら、Personalでも十分でしょう。PowerPointを利用したい場合は、Home & Businessをおすすめします。
また、Officeはバージョンによって、サポート期間・延長サポート期間が異なります。
Office2013は、サポート期間もサポート延長期間も終了しているのでソフトのアップデートはありません。
Office2016・2019は、サポート期間は終了しているものの、延長サポートは2025年10月14日まであります。
Office2021は、サポート期間が2026年10月13日までですが、延長サポートはありません。
アップデートがないと、セキュリティ面での問題に対処できないおそれがあります。購入時には、Officeの有無と、サポート期間も確認するといいでしょう。
予めOfficeがインストールされている場合は、購入後すぐに使用できます。ただし、Office付きはその分価格も高くなることに留意しましょう。
Officeなしだと、価格をおさえられる反面、別途Officeを購入してから、インストールする必要があります。
マウスコンピューターではカスタマイズ(BTO)でOfficeを選択し購入することも可能です。
※ カスタマイズ(BTO)はパソコンの機種によりご選択いただけない場合がございます。
重量で選ぶ
持ち運びを前提に選ぶなら、重量もチェックしましょう。重量はメーカーや機種によっても異なります。
マウスコンピューターの15.6インチノートパソコンは、約1.6kgから約2.10kgのラインアップがあります。
作業内容で選ぶ
そして、作業内容に合わせて選ぶことも大切です。動画編集やゲーム実況など、解像度にこだわるならハイエンドモデルが適しています。美しさと快適性を求めるなら、ストレージ・メモリ・CPUの他にも、グラフィックボードにも注目してみてください。
書類作成やネットサーフィンのみなら、スペックにはこだわらなくてもいいでしょう。
使い勝手の良さで選ぶ
15.6インチと大画面でも、使いづらければ快適に利用できません。使い勝手は、OSでも異なります。OSは、主に「Windows」と「Mac」の2種類です。
Windowsは、マイクロソフト社が手掛ける、世界的なシェア率を誇るOSです。周辺機器やソフトの選択肢が豊富なので、幅広い用途に対応します。
Macは、Apple社が手掛けるOSです。スタイリッシュなデザインと携帯性に優れていることから、クリエイターに人気があります。Apple製品との連携しやすいのも魅力です。
また、Google社が開発した「ChromeOS」は、Androidのアプリを活用できます。価格も手頃なので、とりあえずノートパソコンを試してみたいときにチェックしてみてください。
15.6インチサイズのノートパソコンおすすめ3選
それでは、15.6インチノートパソコンのおすすめ3選を紹介します。
1.mouse K5-I7GM5BK-A
OS |
Windows 11 Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i7-12650H プロセッサー |
グラフィックス |
NVIDIA® GeForce® MX550 |
メモリ |
16GB |
サイズ |
幅35.95cm×奥行23.8cm×厚み2.35cm(本体) |
通常価格(税込) |
149,800円 |
mouse K5-I7GM5BK-Aは、グラフィックスを搭載しています。
OSはWindows 11、CPUはインテル Core i7-12650Hプロセッサーを搭載。最大4.7GHzで動作するため、ストレスのない快適な画像編集や動画変換を実現します。
グラフィックスには「GeForce MX 550」を標準搭載しているのも特徴です。一体型の約2倍のパフォーマンスが期待できるため、ビデオ編集やゲーミングまで幅広く対応します。
さらに、サウンドは映画館や劇場で採用されている「Dolby Atmos」に対応しているのもポイントです。Dolby Accessをセットアップすれば、ビデオ会議からエンタテイメントまで、臨場感あふれる立体音響を体験できるでしょう。
2.mouse B5-I7I01SR-A
OS |
Windows 11 Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i7-1195G7 プロセッサー |
グラフィックス |
インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリ |
16GB |
サイズ |
幅36.04cm×奥行23.93cm×厚み1.98cm(本体) |
通常価格(税込) |
129,800円 |
B5-I7I01SR-Aは、持ち運びを前提に設計された、軽くてスリムなボディが特徴的です。
15.6インチのフルHD液晶に、第11世代インテル Core プロセッサーシリーズを搭載。オフィスワークはもちろんのこと、エンターテイメントまで幅広い用途に活用できます。
さらに、「USB Power Delivery機能」と「USB Type-C端」を装備しているので、HDMI端子とあわせて最大3画面のマルチディスプレイにも対応可能です。
キーボードは、約19mmのキーピッチと約1.8mmのキーストロークを採用しています。テンキーも搭載されているので、作業効率を重視して選びたいときにもおすすめです。
3.G-Tune P5-I7G60BK-A
OS |
Windows 11 Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i7-12650H プロセッサー |
グラフィックス |
GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU |
メモリ |
16GB |
サイズ |
幅36.2cm×奥行24.1cm×厚み2.54cm |
通常価格(税込) |
179,800円 |
G-Tune P5-I7G60BK-Aは、動画配信やゲームにおすすめのスタンダードゲーミングモデルです。
高性能コアと高効率コアの2種類を搭載した「第12世代のインテル Core i7-12650H プロセッサー」により、シーンに合わせて効率的な動作を実現しています。
リフレッシュレート144Hzに対応した液晶パネルは、FPSにも適しています。
最大で4画面のマルチディスプレイ表示が可能なため、ゲームをしながらチャットを楽しんだり、ゲーム配信を楽しんだりしたいときにもおすすめです。
15.6インチサイズのノートパソコンはバッグに入る?
15.6インチサイズのノートパソコンを持ち歩きたいなら、少し大きめのバッグをバッグを選ぶといいでしょう。今はノートパソコンのサイズに合わせて、さまざまなサイズのバッグが販売されています。
なお、額縁や厚みでもサイズが異なるため、15インチサイズが入るバッグでも、15.6インチサイズが入らない可能性があります。パソコンバッグは、お手持ちのパソコンに合うサイズを選びましょう。
自分の理想的なノートパソコンを探すならマウスコンピューター
マウスコンピューターのノートパソコンは、一般向け・ビジネス向け・ゲーム向けなど、目的に合わせたラインアップを用意しています。
それぞれ特徴は異なりますが、公式サイトで比較もできるので、好みや目的に合う理想的なノートパソコンを見つけてください。
まとめ:15.6インチのノートパソコンは画面サイズと持ち運びやすさの良いとこどり!
15.6インチのノートパソコンは、画面サイズが大きいため見やすいのが特徴です。持ち歩くには大きいイメージがあるものの、スリムボディを採用したモデルなら通勤や通学時にも扱いやすいでしょう。
マウスコンピューターのパソコンは、高性能モデルでも手が届きやすい価格というのも魅力です。
見やすさや持ち運びやすさを求める方は、ぜひマウスコンピューターの15.6インチのノートパソコンをチェックしてみてください。