デスクトップパソコン・ノートパソコンどっちを選ぶ?違いや価格・性能・利便性などを比較!

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 パソコンにはデスクトップ型とノート型があり、それぞれ特徴が異なります。デスクトップパソコンは性能や拡張性に優れ、ノートパソコンは省スペースや持ち運びやすさが魅力です。

 どちらか迷う方は、価格・性能・寿命・利便性などの要素を比較し、自分の使い方に合うものを見極めましょう

 また、パソコンを選ぶ際は、CPUやメモリ、グラフィックス(GPU)などの性能も重要なポイントです。

 この記事では、デスクトップ型とノート型の違いやそれぞれが向いている人の特徴、製品選びのポイントなどを解説します。

※ 製品の情報や価格は2025年4月21日時点の情報となります。

 

 

デスクトップパソコンとノートパソコンはどっちがよい?まずは違いを理解しよう

 デスクトップパソコンとノートパソコンは、使い方や性能などに違いがあります。

 デスクトップパソコンは拡張性や処理性能に優れ、パーツの交換・増設にも対応できます。デスクにセッティングして使用するので、持ち運びは想定されていないのが一般的です。

 一方、ノートパソコンはコンパクトで持ち運びができ、省スペースでの作業に向いています。ただし、同価格帯のデスクトップパソコンと比べると、処理性能や冷却性能、拡張性で劣る傾向にあります。

 それぞれ一長一短なので、使い方に合っているほうを選ぶことが大切です。

デスクトップパソコン・ノートパソコンはどっちを選ぶ?比較してみよう

 デスクトップパソコンとノートパソコンの違いをより明確にするために、以下の項目を比較します。

・価格

・性能

・寿命

・利便性

 各項目を詳しく解説します。

デスクトップ・ノートはどっちが安い?

 同等の性能で比べた場合、ノートパソコンよりデスクトップパソコンのほうが安い傾向にあります。

 ノートパソコンは小型化や省電力性を実現するために専用設計のパーツが使われることが多く、製造コストが上がりやすいからです。

 ノートパソコンはディスプレイやキーボード、タッチパッドなどが一体になっており、別途購入する必要がないという利点があります。

 しかし、その分のコストも考慮しても、デスクトップパソコンのほうが安価なことが一般的です。

デスクトップ・ノートに性能差はある?

 デスクトップパソコンは内部の空間が広いため高性能なパーツを搭載しやすく、処理性能が高くなります。

 たとえば、同じグレードのCPUであっても、デスクトップ用モデルのほうが性能が高く、より高度な作業に対応できるでしょう。

 ノートパソコンはパーツを小型化する必要があることに加え、発熱を抑えるために省電力設計になっており、性能が制限される傾向があります。

 そのため、同価格帯の製品で負荷の重い作業をより快適に行いたい方には、デスクトップパソコンをおすすめします。性能より携帯性や利便性を重視する方は、ノートパソコンを選ぶとよいでしょう

デスクトップ・ノートはどっちの寿命が長い?

 デスクトップパソコンとノートパソコンを比較すると、デスクトップパソコンの寿命のほうが長い傾向にあります。ここでの寿命とは故障だけでなく、パーツ交換をして使用期間を延長できるかも含まれています。

 デスクトップパソコンはパーツの交換や増設がしやすく、長く使い続けやすい設計です。

 たとえば、ストレージやメモリ、グラフィックス(GPU)などを必要に応じて交換することで長い期間使用できます。

 一方、ノートパソコンは内部構造が複雑でパーツの交換が難しいうえに、バッテリー劣化などの要因もあるため寿命が短くなる傾向があります。

 ただし、どちらもメンテナンスの仕方や使用環境によって寿命が変わることは認識しておきましょう。

 

 

デスクトップ・ノートはどっちが便利?

 利便性の定義は使い方によって異なるため一概にはいえませんが、より柔軟に使えるのはノートパソコンです

 ノートパソコンは軽量かつコンパクトで持ち運びがしやすいため、外出先で作業したい方には便利です。

 たとえば、移動中に資料を確認したり、カフェで文書を編集したりする場面ではノートパソコンが活躍します。

 一方、デスクトップパソコンは大型の外付けディスプレイや、自分に合ったキーボードやマウスを選択できます。快適な作業環境を構築しやすい点では、利便性が高いといえるでしょう。

 さらに、パーツの追加や交換が容易で、目的に合わせてカスタマイズできるのも便利です。しかし、ノートパソコンも外付けディスプレイや周辺機器を接続できるので、総合的にはノートパソコンのほうが便利といえるでしょう。

デスクトップパソコンとノートパソコンどっちがよい?向いている人の特徴

 デスクトップパソコンとノートパソコンの違いについて認識した後は、自分はどちらに向いているのか検討しましょう。ここでは、デスクトップ・ノートそれぞれに向いている人の特徴を紹介します。

デスクトップパソコンが向いている人

 デスクトップパソコンが向いている人の特徴は、次のとおりです。

 

  デスクトップパソコンが向いている人

  高度な動画編集や3Dモデリングに使いたい人

  パソコンゲームをよりよい環境でプレイしたい人

  高負荷な作業でも高いパフォーマンスを維持したい人

  自宅やオフィスなど決まった場所で作業を行い、持ち運ぶ必要がない人

  設置スペースに余裕がある人

  将来的にパーツのアップグレードやカスタマイズを考えている人

  大画面のディスプレイや複数のモニターを使用して作業効率を上げたい人

 デスクトップパソコンは、処理性能や拡張性を重視したい人に向いています

 たとえば、高画質な動画編集や3Dモデリング、パソコンゲームなど高負荷な作業を行う方には、安定したパフォーマンスを発揮できるデスクトップパソコンがよいでしょう。

ノートパソコンが向いている人

 ノートパソコンが向いている人の特徴は、次のとおりです。

 

  ノートパソコンが向いている人

  外出先や移動中などにも作業がしたい人

  自宅やオフィスの作業スペースが限られており、省スペースで使用したい人

  文書作成やWebブラウジング、メールチェックなど軽い作業が中心の人

  電源のない場所でも作業を行いたい人

  拡張性が必要ない人

 ノートパソコンは、携帯性と省スペース性を重視する人に向いています

 外出先での作業や移動中の使用が多い方にとって、軽量でバッテリー駆動ができるノートパソコンは便利です。

 性能はデスクトップより劣ることが多いですが、文書作成やWebブラウジング、動画視聴など、負荷の少ない作業が中心であればノートパソコンでも十分対応できます。

デスクトップ・ノートどっちか決まったら?選ぶときのポイントをチェック

 パソコンを選ぶ際は、以下のスペックをチェックしましょう。

・CPU

・メモリ

・ストレージ

・グラフィックス(GPU)

・本体サイズ

・バッテリー駆動時間や重量

 各ポイントの詳細を解説します。

CPUの性能をチェック

 CPUは処理速度に影響を与えるパーツで、パソコンのデータ処理全般を担います。用途によって必要な性能が異なるため、目的に合ったグレードを選ぶことが大切です。

 たとえば、Webブラウジングや文書作成が中心ならエントリークラスでも十分ですが、動画編集や画像処理、パソコンゲームを快適に行いたい場合は、より高性能なCPUが必要になります。

 CPUの代表的なメーカーは、IntelとAMDの2つです。各グレード別の用途の目安を、下の表にまとめました。

グレード

用途の目安

Intel Core™ i3

AMD Ryzen™ 3

文書作成・Webブラウジング・動画視聴など

Intel Core™ i5

AMD Ryzen™ 5

オフィスワーク全般・軽い画像、動画編集・ゲームなど

Intel Core™ i7・i9

AMD Ryzen™ 7・9

高負荷なゲーム・動画編集・3D処理など

 

 

メモリの容量をチェック

 メモリはデータを一時的に保存し、複数の処理を効率化するためのパーツです。容量が多いほどマルチタスクに強く、動作が安定します。

 たとえば、ブラウザで複数タブを開きながら資料作成を行う方は、8GB以上がおすすめです。

 画像や動画編集、ゲームプレイでは16GB以上あると快適に動作します。高負荷な作業のマルチタスクを行う場合は、32GB以上を検討するとよいでしょう。

 また、メモリの交換・増設ができるモデルであれば、将来的な作業内容の変化にも対応しやすいです。ノートパソコンは交換・増設ができないモデルもあるので、購入前にチェックしておきましょう。

 

 

ストレージの容量をチェック

 ストレージは、データやソフトウェアを長期的に保存するパーツです。SSDとHDDの2種類があり、それぞれ特徴が異なります。

 SSDは起動や読み書きの速度が速く、静音性にも優れています。OSやソフトウェアを保存すると起動が早くなるメリットがありますが、価格はHDDより高いです。

 HDDは容量が多く価格が安いため、動画や写真を多く保存するような使い方に向いています。

 SSDとHDDのデュアル構成にすると、速度と容量のバランスがとれるためおすすめです。より高速に作業をしたい方は、M.2 SSD搭載モデルも検討してみてください。

 

 

グラフィックス(GPU)の性能をチェック

 グラフィックス(GPU)は画像処理を行うパーツで、動画編集や3Dモデリング、パソコンゲームなどにおいて重要なパーツです

 一般的なオフィスワークやエンタメ、ライトな画像・動画編集など、高度な画像処理を必要としない用途では、CPU内蔵のグラフィックス(GPU)で十分な場合もあります。

 しかし、高解像度の動画編集や最新の3Dゲームを快適に楽しみたい場合は、グラフィックボードに搭載された専用グラフィックス(GPU)が必要です。たとえば、NVIDIA® GeForce RTX™ シリーズやRadeon™ RXシリーズなどが挙げられます。

 なお、ノートパソコンでもゲーミングモデルやクリエイター向けモデルであれば、専用グラフィックス(GPU)を搭載している製品もあります。

 

 

本体サイズをチェック

 本体サイズは携帯性や設置のしやすさに関わるため、事前に確認しましょう

 デスクトップパソコンで広い設置スペースを確保できる場合は、拡張性や冷却性能の高いフルタワー型がおすすめです。設置スペースに制限がある場合は、スリム型や一体型を選ぶとよいでしょう。

 一方、ノートパソコンは画面サイズと本体サイズが比例するので、携帯性と視認性のバランスを考慮する必要があります。

 移動が多い方は14インチ以下、作業効率や性能を重視したい方は15インチ以上を目安に選ぶとよいでしょう。

 

 

ノートパソコンはバッテリー駆動時間や重量もチェック

 ノートパソコンを選ぶ際は、バッテリーの駆動時間と本体の重量も確認しましょう

 持ち運びや外出先での使用が多い方は、バッテリーが長持ちするモデルを選ぶと作業の自由度が上がります。目安は、8時間以上の連続使用ができるモデルがよいでしょう。

 また、軽量モデルであれば持ち運びの負担が少なく、通勤や出張などの移動時にも便利です。1~1.5kg程度のノートパソコンであれば、バッグに入れても負担が少ないでしょう。

 持ち運ぶ機会が少ない方は、バッテリーや重量より性能や拡張性を重視して選ぶことをおすすめします。

 

 

デスクトップパソコン・ノートパソコンどっちにする?マウスコンピューターのおすすめ製品

 マウスコンピューターは、CPUのグレードやメモリ・ストレージ容量などをカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンを販売しています。

 ここからは、マウスコンピューターのおすすめデスクトップパソコン・ノートパソコンパソコンをご紹介します。

 

 

※ 製品の情報や価格は2025年4月21日時点の情報となります。

優れた処理能力を持つ「mouse MH-I5U01」

mouse MH-I5U01
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ i5 プロセッサー 14400
グラフィックス インテル® UHD グラフィックス 730
メモリ標準容量 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD 500GB (NVMe Gen4×4)
通常価格
(税込)
124,800
mouse MH-I5U01
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mouse MH-I5U01は、事務作業や自宅でのエンタメ用などにおすすめのデスクトップパソコンです。

2つのコアを組み合わせたハイブリッド・アーキテクチャーの、Intel® Core™ i5プロセッサー(第14世代)や16GBメモリを搭載し、素早いデータ処理を可能にします。

また、500GBのM.2 SSDを搭載しており、OSやアプリの起動もスムーズです。

Wi-Fi 6EとBluetooth 5に対応し、安定した通信環境も構築できます。さらに、メンテナンス性や利便性の高いフロントレイアウトを採用し、デザインもシンプルなデスクトップパソコンです。

 

高度な画像処理に対応できる「DAIV FX-I7G60」

DAIV FX-I7G60
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ i7 プロセッサー 14700F
グラフィックス NVIDIA® GeForce RTX™ 4060
メモリ標準容量 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD 1TB (NVMe Gen4×4)
通常価格
(税込)
264,800
DAIV FX-I7G60
この製品を詳しく見る

DAIV FX-I7G60は、高負荷な作業に対応するクリエイター向けデスクトップパソコンです。

Inte® Core™ i7プロセッサー(14世代)やNVIDIA® GeForce RTX™ 4060を搭載し、動画編集や3DCG制作もスムーズに処理できます。

また、1TBのM.2 SSDを搭載し、大量の画像や映像データの保存が可能です。さらに、内部空間を最大化することで高い拡張性を持ち、高性能パーツの増設にも対応できます。

エアフローにもこだわっており、負荷の重い作業でもパフォーマンスを維持できるのも魅力です。

 

マルチに使えるスタンダートパソコン「mouse A5-A5A01SR-A」

mouse A5-A5A01SR-A
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU AMD Ryzen™ 5 7430U プロセッサ
グラフィックス AMD Radeon™ グラフィックス
メモリ標準容量 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD 500GB (NVMe)
サイズ 15.6型
通常価格
(税込)
104,800
mouse A5-A5A01SR-A
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mouse A5-A5A01SR-Aは、日常的な用途に幅広く対応できるノートパソコンです。15.6インチの広いディスプレイを搭載しているうえに、USB Type-Cによる画像出力に対応しており、マルチディスプレイ環境も構築できます。

前モデルより処理性能が向上した7000シリーズのAMD Ryzen™ 5を搭載し、生産性の向上にも寄与します。仕事からエンタメまで、幅広い用途に活用する製品です。

 

クリエイティブワークにおすすめの「DAIV Z4-I7I01SR-A」

DAIV Z4-I7I01SR-A
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ i7-1360P プロセッサー
グラフィックス インテル® Iris® Xe グラフィックス
メモリ標準容量 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD 500GB (NVMe Gen4×4)
サイズ 14型
通常価格
(税込)
189,800
DAIV Z4-I7I01SR-A
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DAIV Z4-I7I01SR-Aは、持ち運びやすさと性能の高さを兼ね備えたクリエイター向けノートパソコンです。14インチで1kg未満の軽量ボディを採用し、持ち運ぶ機会の多いクリエイターに向いています。

HDMIとThunderbolt 4を搭載しており、最大4画面の出力が可能です。さらに、筐体にマグネシウム合金を使い堅牢性も高く、故障や破損のリスクを軽減できます。

機動力を重視しながら、クリエイティブ作業を行いたい方におすすめです。

 

まとめ:デスクトップパソコン・ノートパソコンの特徴を理解してどっちか決めよう!

 デスクトップパソコンとノートパソコンは、それぞれメリットとデメリットがあり、使い方によって向き不向きがあります。

 処理性能や拡張性を重視する方にはデスクトップパソコンが、携帯性や省スペースを求める方はノートパソコンがよいでしょう

 また、CPUやメモリ、ストレージ、グラフィックス(GPU)などの性能も、選択時の重要な要素です。選び方のポイントを押さえて、自分に合う製品を見つけてみましょう。

 マウスコンピューターは、多様なニーズに応えるBTOのデスクトップパソコン・ノートパソコンを販売しています。

 製品情報の詳細は、下記の公式サイトからチェックしてみてください。

 

 

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