FX取引には、画面サイズが大きいパソコンが適しています。
「手持ちのパソコンでは画面サイズが小さいので、チャートが見えづらい……」
「FX取引に向いているパソコンの選び方がわからない……」
すでにFX取引を行っている方や、これからFX取引を始めようと思っている方の中には、このような悩みを持つ方も少なくありません。
そこでこの記事では、FX取引向けパソコンのおすすめ3選を紹介します。FX取引に必要なスペックや選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
※ 製品の情報や価格は2024年9月13日時点の情報となります。
- そもそもFX取引にパソコンは必要?
- FX取引にパソコンが欠かせない3つの理由
- FX取引に求められるパソコンのスペック
- FX取引を快適にするパソコンの選び方
- FX取引を快適にするパソコンのおすすめ3選
- FX取引のパソコン選びに関するよくある質問
- まとめ:FX取引で快適にトレードできるパソコンを活用しよう
そもそもFX取引にパソコンは必要?
FXは、スマホやタブレットでも取引できるため、パソコンが必須とは限りません。
しかし、小さい画面ではチャート分析がしづらかったり、スキャルピングに不便と感じたりする可能性があります。
快適な環境でFX取引を行いたいのであれば、画面サイズが大きいFX取引向けのパソコンを用意するといいでしょう。
FX取引にパソコンが欠かせない3つの理由
FX取引には、パソコンが欠かせない3つの理由があります。
1.画面サイズが大きくテクニカル分析がしやすい
2.利用可能なテクニカル指標の種類が多い
3.外部のインジケーター・EAをダウンロードして利用できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.画面サイズが大きくテクニカル分析がしやすい
まず、画面が大きいパソコンは、テクニカル分析がしやすいといったメリットがあります。スマホやタブレットなど、小さい画面でもテクニカル分析は可能です。
しかし、画面が小さいと文字のサイズも小さくなるため、見えづらさを感じたり見間違いをする可能性があります。
画面サイズの大きいパソコンは、文字のサイズも大きく見やすくなります。複数のチャートを分析する必要がある場合は、別途モニターを追加すれば対応できます。
2.利用可能なテクニカル指標の種類が多い
スマホやタブレットよりも、パソコンの方が利用可能なテクニカル指標の種類が多いのもポイントです。スマホやタブレットでは、利用できるテクニカル指標が限定されます。
FX取引を行う際のプラットフォームで、テクニカル指標の数を優先したいならパソコンの利用をおすすめします。
3.外部のインジケーター・EAをダウンロードして利用できる
外部のインジケーターや、EAをダウンロードして利用できるのもパソコンのメリットです。スマホやタブレットは、外部インジケーターに対応していない場合があります。
その点、選択肢が多く独自インジケーターを利用できるパソコンを選べば、FX取引の自由度も高くなるでしょう。
FX取引に求められるパソコンのスペック
それでは、FX取引に求められるパソコンのスペックを見ていきましょう。
1.CPU
CPUはパソコンの処理能力に影響する重要なパーツです。CPUのスペックが低いと、リアルタイムでの取引ができない恐れがあります。
デイトレードのような短期間で取引する場合は、注文の遅れが生じないようにしなければなりません。長期間の取引の場合は、放置することもあるのでそこまで処理速度にこだわらなくてもいいでしょう。
・短期間での取引:Core i7・Ryzen 7
・長期間での取引:Core i5・Ryzen 5
上記を目安に、自身の取引スタイルにマッチしているかを見極めてください。
2.メモリ
メモリも同様に、短期取引では高スペックなパソコンをおすすめします。長期取引なら低スペックでも問題はないでしょう。
ただし、メモリ容量が少なすぎると取引に影響を与える可能性があります。
・短期間での取引:16GB以上
・長期間での取引:8GB以上
フリーズが致命的となるデイトレードでは、16GB以上を選んでおくと安心です。
3.ストレージ
ストレージは、「HDD」と「SSD」の2種類があります。
HDDは安価で購入しやすく大容量のデータを保存できますが、読み書きに時間がかかり、衝撃に弱いのが留意点です。
SSDはHDDより価格が高いものの、処理速度が早く、耐衝撃性も兼ね備えています。
快適にFX取引を行いたいなら、SSDを選ぶといいでしょう。
4.解像度
解像度は、見え方に影響する要素です。FX取引は画面サイズが大きい方が見やすいと前述しましたが、解像度によっては文字が小さく見えづらい可能性があります。
また、取引プラットフォームによって、推奨環境が異なるのも留意点です。FX取引向けのパソコンを選ぶ際は、見やすい解像度であるかを確認してください。
5.ノートPCなら画面サイズ
FX取引向けのノートパソコンで人気があるのは、13インチ~14インチサイズです。13インチ・14インチは、持ち運びしやすいので、外出先でもチャート分析したいときに適しています。画面サイズの大きさにこだわるなら、15インチも選択肢に入るでしょう。
画面サイズ |
寸法(cm) |
13インチ |
縦16.18 × 横28.73 × 対角線33.02 |
14インチ |
縦17.4 × 横30.9 × 対角線35.56 |
15.6インチ |
縦19.4 × 横31.7 × 対角線39.624 |
なお、画面サイズはアスペクト比率でも変わります。
また、ノートパソコン本体サイズは、額縁を含めたものになります。カバンに入れて持ち歩く際は、本体サイズも確認してください。
FX取引を快適にするパソコンの選び方
次に、快適にFX取引をするためのパソコン選びのコツを紹介します。
1.ノートパソコンかデスクトップパソコンで選ぶ
ノートパソコンを選ぶか、デスクトップパソコンを選ぶかは、予算や取引を行う環境で選択肢が変わります。持ち運びを前提としているならノートパソコンが便利ですが、FXを行う場所が固定で移動性を必要としない場合は、拡張性・カスタマイズ性が高いデスクトップパソコンの利用がおすすめです。
2.OS(WindowsかMac)で選ぶ
OSには、WindowsとMacがありますが、FX取引においては、OSで大きな違いはありません。ほとんどの場合はどちらでも取引できますので、使いやすいOSを選ぶといいでしょう。
ただし、FX業者によっては、WindowsのみでMacに対応していない場合があるので注意が必要です。
3.4画面出力できるモデルを選ぶ
快適なFX取引を実現させたいなら、4画面出力が可能なモデルをおすすめします。1画面でもチャート分析はできますが、複数チャートを分析する場合は、その都度画面を切り替えなければなりません。画面を切り替えるのも手間がかかりますし、その間に他のチャートを見逃す恐れもあります。
ただし、4画面出力には、別途モニターと接続するためのコード、3枚以上モニターを使用するには、グラフィックボードも必要です。
4.外出先でトレードするなら持ち運びしやすさもチェックする
外出先でのトレードを前提に選ぶなら、持ち運びしやすいかを確認しましょう。サイズ感については前述しましたが、重量にも注目してください。
近年は、コンパクト化と軽量化が進んでいるので、持ち運びしやすいモデルが豊富です。ただし、軽量化されたモデルは、耐久性が低い可能性があります。重量と合わせて、耐久性もチェックしておくと安心です。
FX取引を快適にするパソコンのおすすめ3選
続いて、FX取引におすすめのパソコンを3つ紹介します。
※ 製品の情報や価格は2024年9月13日時点の情報となります。
1.mouse F4-I7I01OB-A
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー |
グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリ標準容量 | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 512GB (NVMe) |
サイズ | 14型 |
通常価格 (税込) |
149,800円 |
mouse F4-I7I01OB-A
この製品を詳しく見る
|
mouse F4-I7I01OB-Aは、14インチのフルHD型ノートパソコンです。見やすい画面サイズと持ち運びのしやすさを兼ね備えています。
液晶周囲のベゼル幅が狭く、画面占有率を向上させるナローベゼルデザインを採用しているのもポイントです。
2.DAIV Z4-I7I01SR-A
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-1360P プロセッサー |
グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリ標準容量 | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 500GB (NVMe Gen4×4) |
サイズ | 14型 |
通常価格 (税込) |
189,800円 |
DAIV Z4-I7I01SR-A
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DAIV Z4-I7I01SR-Aは、軽量マグネシウム合金を採用することで1kg未満を実現。
液晶上部設置のWEBカメラは、Windows Hello機能に対応しているため、パスワードを打ち込む手間を軽減しセキュリティ性を高めます。
3.mouse F7-I5I01BK-B
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i5-1235U プロセッサー |
グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリ標準容量 | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 1TB (NVMe)→1TB (NVMe Gen4×4)< 2024年2月20日 17時30分~ > |
サイズ | 17.3型 |
通常価格 (税込) |
149,800円 |
mouse F7-I5I01BK-B
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mouse F7-I5I01BK-Bは、豊富なインターフェースで様々な利用シーンに対応する17.3型ノートパソコンです。
PC本体の画面と合わせ最大4画面でのマルチディスプレイ環境が可能なため、複数チャートの分析をしたい方におすすめです。
また、DVDスーパーマルチドライブを標準搭載しており、DVD/CDなどの対応メディアでの読み込み/書き込みが可能になっています。
FX取引のパソコン選びに関するよくある質問
では最後に、FX取引向けのパソコン選びでよくある質問を紹介します。
FX取引はパソコンとスマホならどっちが快適に作業できますか?
FX取引に手軽さを求めるなら、スマホでも取引は可能です。ただし、画面が小さいことでチャート分析がしづらいと感じる場合があります。見やすさを重視する場合や、モニターを追加して複数画面でチャート分析をしたいなら、パソコンがおすすめです。
FX取引に使用するパソコンは中古でも問題ないですか?
中古のパソコンでも、比較的新しいモデルなら問題はないでしょう。ただし、 古いモデルだとCPUの型番も古くなるため、快適に作業できない恐れがあります。快適性を重視するなら、できるだけ新しいCPUを搭載したパソコンを選ぶのがおすすめです。
FX取引に最適なパソコン環境を教えてください
取引スタイルにもよりますが、ストレスなく取引できる環境の目安は以下の通りです。
・画面サイズ:デスクトップ20インチ以上/ノートパソコン14~17インチ
・CPU:インテルのCPUならCore i5以上、AMDのCPUならRyzen 5以上
・ストレージ:SSD
・メモリ:8GB以上
自身の取引スタイルに合わせて、最適な環境を用意してください。
FX取引用で購入したパソコンは経費になりますか?
経費として計上できますが、金額によって計上の仕方が異なります。
・10万円未満:全額を経費に計上できる
・10万円以上:「4年間の減価償却」「3年間の均等償却」のいずれか
・20万円以上:4年間の減価償却
なお、パソコンを仕事とプライベートの両方に使用している場合は、プライベートで利用した分は計上できません。FXで利用した割合分を計算して計上してください。
※ 法律の変更や特例措置の施行などで内容が変更になる場合がありますので、実際の申告の際には税務署もしくは税理士にご相談ください。
まとめ:FX取引で快適にトレードできるパソコンを活用しよう
快適にFX取引を行うなら、パソコンの活用を検討してください。持ち運ぶならノートパソコンが便利ですが、3画面や4画面で複数のチャート分析をしたい場合はデスクトップパソコンがおすすめです。
CPUやメモリによっても快適度が変わるので、この記事で紹介した情報を参考にしながら、最適な環境を準備してFX取引を行いましょう。