動画や画像の編集、ホームページ制作や記事コンテンツの作成など、クリエイティブ制作には、パソコンが欠かせません。特に動画編集には、処理速度や容量などの高いスペックが求められます。そうした中でクリエイターPCの需要は非常に高いです。
とはいえ、クリエイターPCと言っても世の中にはたくさんのモデルがあります。どれを選べばいいのか悩む方も多いでしょう。
そこでこの記事では、クリエイターPCの選び方や価格目安、おすすめのパソコンなどを紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
※ 製品の情報や価格は2023年11月21日時点の情報となります。
- クリエイターPCとは?
- クリエイターPCとゲーミングPCとの違い
- クリエイターPCの最低価格目安は15〜20万円以上
- クリエイターPCの選び方
- クリエイターPCならDAIVシリーズがおすすめ!
- クリエイターPC(ノートPC)のおすすめ6選
- クリエイターPC(デスクトップPC)のおすすめ5選
- まとめ:クリエイターPCで自分の作りたいものを形にしよう
クリエイターPCとは?
クリエイターPCとは、クリエイティブな作業に最適化されたPCを指します。具体的には、動画編集や写真編集、CG制作といった作業を行うために活用されます。
特徴は、クリエイティブ制作に必要となるCPUやグラフィックボードのスペックが通常のPCよりも高いことです。負荷のかかるクリエイティブな作業にも耐えられて、快適な作業環境を生み出します。
クリエイターPCとゲーミングPCとの違い
クリエイターPCとゲーミングPCの違いは、接続端子やグラフィックボードの種類などにあります。クリエイターPCの方が接続端子の数が多く、Thunderbolt端子を搭載しているなど、インターフェース面で充実している特徴があります。
また、搭載しているグラフィックボードも、クリエイターPCでは業務用の製品が搭載されることもありますが、ゲーミングPCに搭載されているグラフィックボードはあくまでもゲーム用の製品です。
クリエイターPCの最低価格目安は15〜20万円以上
クリエイターPCの最低価格目安としては、15〜20万円以上からになります。通常のPCと比べるとCPUやグラフィックボードなど、各パーツの性能が高い分、価格が高めになる傾向にあります。費用こそ高くなりますが、その分グラフィックを美しく映し出せる、滑らかな映像が再生できるなど、メリットは十分です。クリエイティブな作業を行うには、必要経費として捉えておいてください。
クリエイターPCの選び方
クリエイターPCにはさまざまなモデルがありますが、何が違うのか分からない、どう選べばいいかわからないという方も多いでしょう。ここからは、クリエイターPCの選び方を紹介していきます。
1.持ち運びメインならノートPCを選ぶ
2.自宅で作業するならデスクトップPCを選ぶ
3.用途に応じたスペックで選ぶ
4.sRGB・Adobe RGBのカバー率が高い機種を選ぶ
5.スペックと価格を考慮して選ぶ
1.持ち運びメインならノートPCを選ぶ
クリエイターPCと一口にいっても、デスクトップPCとノートPCでは勝手が大きく異なります。屋外や遠隔地での作業を想定するのであれば、持ち運びの負担が少ないノートPC選択しましょう。
また、持ち運びやすさを追求するなら、ノートPCの中でも液晶サイズの小さいものや、軽量モデルを検討してみてください。
2.自宅で作業するならデスクトップPCを選ぶ
一方、自宅での作業がメインであれば、デスクトップPCを選ぶのがおすすめです。デスクトップPCは持ち運びができない反面、モニターへの接続がしやすく、接続端子の数もノートPCより多めに搭載されています。腰を据えて自宅で長時間、作業に没頭したいという場合には、デスクトップPCを選んでおいて損はありません。
3.用途に応じたスペックで選ぶ
クリエイターPCといっても、用途に応じて最適なスペックのモデルを選ぶことは重要です。たとえば、動画編集など、コア数の大きい作業を中心に使用するのであれば、インテル Core i7以上のCPUを搭載したモデルを選びましょう。
特にCPUやグラフィックボード、液晶などは違いの出やすい部分となりますので、自分が想定している用途に合わせたスペックを持つPCを選ぶのがおすすめです。
4.sRGB・Adobe RGBのカバー率が高い機種を選ぶ
画像編集など、色彩が重要となる作業を行う場合には、ディスプレイがカバーできる色域の広いモデルを選択しましょう。具体的には、sRGBやAdobe RGBのカバー率が高いものを選ぶのがおすすめです。
中には、カバー率100%の製品もあるため、どの程度こだわりたいか検討した上で、見合うスペックの製品を選択しましょう。
5.スペックと価格を考慮して選ぶ
前述したように、クリエイターPCのスペックと価格はある程度比例していきます。搭載しているCPUやグラフィックボード、液晶やインターフェースの質が異なるためですが、スペックと価格のバランス感を考慮して選ぶのは重要です。価格を重視してスペックを落とすのか、多少価格面で無理をしてもスペックを優先するのか、自分に合う落としどころを見つけましょう。
クリエイターPCならDAIVシリーズがおすすめ!
クリエイターPCをお探しの場合には、DAIVシリーズのモデルがおすすめです。写真編集、動画編集、CG制作など、クリエイティブな作業にぴったりのモデルが販売されています。 ノートPCからデスクトップPCまで、用途に応じたモデルの選択も可能なため、DAIVシリーズの中から求める機能や用途に応じて最適なクリエイターPCを選んでみてください。
クリエイターPC(ノートPC)のおすすめ6選
DAIVシリーズの中からおすすめのノートPCを6モデル紹介していきます。
1.DAIV Z6-I7G60SR-A
OS |
Windows 11 Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i7-13700H プロセッサー |
グラフィックス |
GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU |
メモリ |
16GB |
ストレージ |
500GB (NVMe Gen4×4) |
サイズ |
16型 |
通常価格(税込) |
269,800円 |
DAIV Z6-I7G60SR-Aは、GeForce RTX™ 4060 Laptop GPUを搭載した高性能なグラフィックスが魅力のクリエイターノートPCです。
映像制作や画像編集はもちろん、CG制作など高度なクリエイティブタスクも高速で行える点が特徴となっています。
2.DAIV R4-I7G50WT-A
OS |
Windows 11 Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i7-12650H プロセッサー |
グラフィックス |
GeForce RTX™ 3050 Laptop GPU |
メモリ |
16GB |
ストレージ |
500GB (NVMe Gen4×4) |
サイズ |
14型 |
通常価格(税込) |
179,800円 |
シンプルで洗練されたデザインのDAIV R4-I7G50WT-Aは、持ち運びにも便利なクリエイターノートPCです。
sRGB比100%に対応しているため、色彩の齟齬なく画像編集などの作業が可能な点が魅力といえるでしょう。
3.DAIV Z6-I9G70SR-A
OS |
Windows 11Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i9-13900H プロセッサー |
グラフィックス |
GeForce RTX™ 4070 Laptop GPU |
メモリ |
32GB |
ストレージ |
1TB (NVMe Gen4×4) |
サイズ |
16型 |
通常価格(税込) |
359,800円 |
DAIV Z6-I9G70SR-Aは、とにかく高スペックなクリエイターノートPCを探している方におすすめのモデルです。
GeForce RTX™ 4070 Laptop GPUにCore™ i9のCPUと申し分ないスペックを誇るうえに、メモリ数も32GBと十分。負荷の高い作業にも対応可能です。
4.DAIV Z4-I7I01SR-A
OS |
Windows 11 Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i7-1360P プロセッサー |
グラフィックス |
インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリ |
16GB |
ストレージ |
500GB (NVMe Gen4×4) |
サイズ |
14型 |
通常価格(税込) |
199,800円 |
DAIV Z4-I7I01SR-Aは、軽量なクリエイターノートPCを探している方におすすめです。
ボディにはマグネシウム合金が使用されており、本体重量は約975kgと最軽量クラス。持ち運びにも便利な軽さとコンパクトさで、外での作業が多いクリエイターにぴったりとなっています。
5.DAIV S4-I7G60CB-B
OS |
Windows 11 Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i7-13700H プロセッサー |
グラフィックス |
GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU |
メモリ |
16GB |
ストレージ |
500GB (NVMe Gen4×4) |
サイズ |
14型 |
通常価格(税込) |
219,800円 |
DAIV S4-I7G60CB-Bは、コンパクトさと高性能な性能を両方追求している方におすすめです。
GeForce RTX™ 4060 Laptop GPUの高性能グラフィックスに14型のコンパクトな液晶で持ち運びにも便利。嵩張らない高性能なクリエイターノートPCを探している場合には必見のモデルといえるでしょう。
6.DAIV N6-I9G90BK-A
OS |
Windows 11 Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i9-13900HX プロセッサー |
グラフィックス |
GeForce RTX™ 4090 Laptop GPU |
メモリ |
64GB |
ストレージ |
1TB (NVMe Gen4×4) |
サイズ |
16型 |
通常価格(税込) |
549,800円 |
DAIV N6-I9G90BK-Aは、16型の大画面ディスプレイで見やすいクリエイターノートを探している方におすすめです。
BTOカスタマイズで水冷BOXの接続も可能なため、長時間の高負荷作業にも耐えられます。
ノートPCでもがっつり作業したい、そんな場合には相性の良いモデルといえるでしょう。
クリエイターPC(デスクトップPC)のおすすめ5選
ノートPCではなく、デスクトップPCを探している方向けにおすすめのパソコンを5つ紹介いたします。
1.DAIV FX-I7G70
OS |
Windows 11 Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i7-13700KF プロセッサー |
グラフィックス |
GeForce RTX™ 4070 |
メモリ |
32GB |
ストレージ |
1TB (NVMe Gen4×4) |
通常価格(税込) |
299,800円 |
DAIV FX-I7G70は、GeForce RTX™ 4070と最新のグラフィックボードを搭載したフルタワーモデルのクリエイターデスクトップPCです。
4Kでの動画編集やCG制作など、スペックの求められるタスクを長時間行いたい場合には、ぜひチェックしてみてください。
2.DAIV FX-I7N2A
OS |
Windows 11 Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i7-14700KF プロセッサー |
グラフィックス |
NVIDIA RTX™ A2000 |
メモリ |
32GB |
ストレージ |
1TB (NVMe Gen4×4) |
通常価格(税込) |
349,800円 |
DAIV FX-I7N2Aは、ミドルクラスのクリエイターPCをお探しの方におすすめのモデルとなっています。
CAD・BIM・CIM・DTPにも対応できるため、プライベート用はもちろんのこと、業務用として使用する上でも十分なスペックの製品です。
3.DAIV FX-I7G7T
OS |
Windows 11 Home 64ビット |
CPU |
インテル® Core™ i7-14700KF プロセッサー |
グラフィックス |
GeForce RTX™ 4070 Ti |
メモリ |
32GB |
ストレージ |
2TB (NVMe Gen4×4) |
通常価格(税込) |
389,800円 |
DAIV FX-I7G7Tは、RTX 4070 Tiを搭載しており、動画編集などを本格的に行うクリエイターにおすすめのデスクトップPCです。
安定したフレームレートが出せるため、長時間の編集作業でも滑らかな映像のまま作業が可能となっています。
4.DAIV FW-X3G70
OS |
Windows 11 Pro for Workstations 64ビット (DSP) |
CPU |
インテル® Xeon® w3-2423 プロセッサー |
グラフィックス |
GeForce RTX™ 4070 |
メモリ |
64GB |
ストレージ |
1TB (NVMe Gen4×4) |
通常価格(税込) |
589,800円 |
DAIV FW-X3G70は、FWシリーズ特有のWindows 11 Pro for Workstationsというワークステーション向けOSが搭載されたモデルです。
グラフィックを使う作業の高速処理に長けているため、動画編集やCG制作など、映像系の作業にぴったりといえます。
5.DAIV FW-X5N45
OS |
Windows 11 Pro for Workstations 64ビット (DSP) |
CPU |
インテル® Xeon® w5-2455X プロセッサー |
グラフィックス |
NVIDIA RTX™ A4500 |
メモリ |
64GB |
ストレージ |
1TB (NVMe Gen4×4) |
通常価格(税込) |
919,800円 |
ビジュアリゼーションや機械学習、Omniverseを目的とするのであれば、DAIV FW-X5N45がおすすめです。
Windows 11 Pro for Workstationsを搭載しているため、高負荷の長時間タスクにも耐えられるタフさが魅力のモデルとなっています
まとめ:クリエイターPCで自分の作りたいものを形にしよう
クリエイターPCはプライベートでも業務用でも、1台あるだけでさまざまな作業が可能です。スペックを重視しながら、価格も踏まえて自分に最適なクリエイターPCを選びましょう。
ぜひこの記事で紹介した製品を参考に、クオリティの高い動画や画像の編集・制作に取り組んでみてください。