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“創造”と“実装”を両立する学びを支えるPC
──DAIVの導入が広げる、
デジタルものづくりの可能性
神山まるごと高専
社会 / 司書 藤川 瞭氏
入試・広報戦略 大西 栄樹氏
徳島県神山町。四季折々の自然に囲まれたこの地に、未来志向の教育を掲げる「神山まるごと高専」が誕生して2年。
「テクノロジーとデザインで、人間の未来を変える」──この理念を胸に、全国から集まった若者たちが、ものづくりを通じて自分の可能性を広げています。
その学びを支えるのが、マウスコンピューターのクリエイター向けPC「DAIV」シリーズ。
今回は、学務担当の藤川さんと広報担当の大西さんに、授業でのPC活用や学生の変化、そして製品への率直な印象を伺いました。
藤川 瞭(ふじかわ・りょう)
香川県出身。中高の社会科教員としてワークショップ型授業や課題研究の指導に注力。
2022年より神山まるごと高専設立準備に参画し、現在は学務全般を担当。教育現場と地域社会をつなぐ学びを実践中。
大西 栄樹(おおにし・はるき)
兵庫県出身。オムロンやスタートアップで営業・広報を歴任後、2025年より神山まるごと高専に参画。
学校広報や学生募集を担当。企業・教育両面での広報経験を活かし、ブランドづくりを支える。MBA修了。趣味は焼きそばとトレイルラン。
課題
- デスクトップPCの設置スペースはなく、持ち運びしやすいノート型がいい
- 3D CADや建築デザイン、Blenderなどがスムーズに動くこと
- 細部まで確認できる画面サイズ、高解像度
提案
- クリエイターによる、クリエイターのためのDAIVシリーズをご提案
― 教育現場に最適な、プロ仕様の性能と安定性を両立 - 建築・デザイン分野での活用を見据え、CADや3DCGツールの快適動作を検証
― Blender、Fusion360、Rhinocerosなど実際の教育用途に合わせた提案 - “ものづくり”を支える国内メーカーとして、安心のサポート体制も重視
― 修理対応や、長期の安定運用を前提とした選定支援
結果
- CADやデザインソフトがストレスなく動作
- 学生からは「かっこいい」「使いやすい」と好評
- デザイン性と性能、そしてサポートの安心感の両立
はじめに~ 神山まるごと高専で働くということ
――本日はありがとうございます。まずはお二人の役割や、学校でどんな日々を過ごしているのか教えてください。
私は学務を担当し、成績や出欠管理など学校運営の事務を担っています。それに加えて社会科の授業や図書館司書も兼任していて、毎日が挑戦の連続です。神山まるごと高専はスタッフが複数の役割を持つのが当たり前。だからこそ、学生と同じように私たちも学び続けています。
私は広報担当として、学校の魅力を発信する仕事をしています。前職は民間企業でしたが、「教育に関わりたい」という思いをずっと持っていて、この学校に出会いました。ここで過ごす毎日は、言葉では言い尽くせないほど刺激的です。
学生が「不便」を「アイデア」に変える瞬間
――開校から2年半が経ち、学校としても地域とのつながりが深まってきたと思います。学生の皆さんがプロジェクトや授業を通じてどんな成長を見せているのか、あるいは地域との協働で生まれたユニークな取り組みなど、特に「これは神山まるごと高専らしい」と感じたエピソードがあればぜひ教えてください。
学生たちは、日常生活の中で「不便だな」「もっとこうなったらいいのに」という課題に気づき、それを自分たちのアイデアで解決する力を身につけています。例えば、未成年の寮生活では安全管理上、点呼を行なっているのですが、人が部屋まで行き点呼することを効率化したい要望がありました。そこで学生たちは、スマートフォンの位置情報も活用しでワンタップするだけで所在も確認できる点呼応対アプリを開発しました。寮生が自分の部屋から操作できるため、従来のようにスタッフが各部屋を回る必要がなくなり、効率化と安全確認の両立を実現しています。
さらに、洗濯機の利用状況をめぐる課題もありました。共同で使う洗濯機は「行ってみたら使用中」「誰の洗濯物が残っているかわからない」というストレスがありました。学生たちはIoTデバイスを活用し、洗濯機の通電状態をセンサーで検知し、アプリと連携させました。洗濯が終わるとスマホに通知が届き、取り忘れ防止や利用効率の向上につながっています。こうした取り組みは、単なるプログラミング演習ではなく、“自分たちの暮らしを、テクノロジーでより良くする”という実感を伴う学びです。これこそが神山まるごと高専の醍醐味だと思います。
地域との連携も同様に活発です。田植えや稲刈りなどの農作業を地域の方と一緒に行い、田植え・草抜き・稲刈りなど一連の作業を体験する中で「効率化のヒント」を考える学生もいます。こうしたリアルな体験とデジタル技術の融合が、学びの幅を広げています。

学校の理念とカリキュラム
――「テクノロジーとデザインで人間の未来を変える」という理念には、教育に対する強い想いが込められていると感じます。この言葉が、学生たちの学びや挑戦にどんな影響を与えているのか、そして授業の中でどのように体現されているのか、具体的なエピソードを交えてお聞かせください。
この理念は、単なるスローガンではなく、学校のすべての活動や意思決定の軸になっています。起業家がゼロから立ち上げた学校だからこそ、「社会に直結する力を育てる」という強い意志が、教育の隅々にまで息づいています。学生たちは、学びを“試験のため”の知識習得としてではなく、自分自身の未来や、これからの社会をつくるための実践的なプロセスとして捉えています。その意識の転換こそが、本校の教育の大きな特徴だと感じています。
例えば英語の授業では、単語や文法を覚えることがゴールではありません。クラウドファンディングのピッチを英語で行う課題に取り組み、自分のアイデアや価値を、言語の壁を越えて世界に届ける力を養っています。体育の授業でも、ただ体を動かすのではなく、センサーやデータを活用しながら、新しいスポーツやルールそのものを考案する取り組みが行われています。 こうした教科横断型の授業を通じて、学生たちは「テクノロジーとデザインを使えば、身近な困りごとから社会全体の課題まで解決できる」という実感を、自らの体験として積み重ねています。理念が単なる言葉ではなく、日々の学びの中で確かに“生きている”瞬間です。

マウスコンピューター
――開校準備段階からPC選定に関わられたとのことですが、どんな課題があり、どのような検討プロセスを経てDAIVを選ばれたのでしょうか?特に、授業内容や運用面で求められた条件、そして最終的にDAIVが選ばれた決め手について詳しく教えてください。
開校時は、限られたスペースと予算の中で「どんな環境なら学生が最大限学びを深められるか」を考える必要がありました。まず大きな課題は、パソコン教室を設ける余裕がなかったことです。固定型のデスクトップではなく、持ち運びやすく、教室間の移動にも対応できるノートPCが必須条件でした。
さらに、授業では3D CADや建築デザイン、Blenderなどのグラフィック系ソフトを扱います。これらは高い処理性能と十分なメモリ容量がなければ快適に動作しません。加えて、画面サイズや解像度も重要で、細部まで確認できる視認性が求められました。
もう一つ重視したのは、国内メーカーならではの品質とサポート体制です。教育現場では、トラブル時に迅速な対応が不可欠です。24時間365日のサポートや、修理対応のスピードは安心材料でした。
こうした条件をすべて満たしていたのが、マウスコンピューターのDAIVシリーズでした。クリエイター向けというコンセプトは、学校の「テクノロジー×デザインで人間の未来を変える」という理念とも一致していました。導入後も、CADやデザインソフトがストレスなく動作し、学生からは「かっこいい」「使いやすい」と好評です。デザイン性と性能、そしてサポートの安心感──この3つが決め手でした。


未来へのメッセージ
――最後に、これから神山まるごと高専を目指す学生や保護者の方へメッセージをお願いします。
私たちはまだ完成形の学校ではありません。だからこそ、日々試行錯誤しながら、学生と一緒に成長し続けています。
神山まるごと高専には、全国からさまざまな個性や夢を持った学生が集まってきます。ここでは「失敗を恐れずに挑戦すること」「自分のアイデアを形にすること」を大切にしています。うまくいかないこともたくさんありますが、その一つひとつが、未来を切り拓く力になると信じています。
「モノをつくる力で、コトを起こす人」を育てたい──この思いに共感してくれる方は、ぜひ一度学校のWEBページやYouTubeをご覧ください。
ここには、仲間とともに悩み、笑い合い、時にはぶつかり合いながらも、未来を変える力を育む環境があります。
自分の可能性を信じて、一歩踏み出してみてください。私たちは、そんなあなたを心から歓迎します。
取材後記
今回の取材を通じて、神山まるごと高専の理念「モノをつくる力で、コトを起こす人」と、マウスコンピューターが掲げる「ものづくり」の精神が深く重なることを実感しました。
学生たちが自ら課題を見つけ、仲間と協力しながらテクノロジーで解決する姿は、まさに未来のものづくりの象徴です。パソコンメーカーとして、私たちは常にお客様の期待を超える製品とサービスを目指しています。今回のインタビューで感じたのは、教育現場での挑戦を支えることも、ものづくりの一部であるということ。
マウスコンピューターとしても、この学校の取り組みに共鳴し、未来を担う若い世代の挑戦を支えるパートナーとして、これからも進化し続けたいと思います。
導入製品紹介

DAIV 6P ※販売終了
- ・OS:
- Windows 11 Home 64ビット
- ・CPU:
- インテル® Core™ i7-12700H プロセッサー
- ・メモリ:
- 16GB メモリ ( 8GB×2 )
- ・M.2 SSD:
- 512GB ( NVMe )
- ・グラフィックス:
- インテル Iris® Xe グラフィックス
- ・無線LAN:
- Wi-Fi 6 AX201 ( IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n )
- ・液晶:
- 16型ワイド液晶パネル
- ・サポート:
- 1年間センドバック修理保証
24時間365日電話サポート
※ 一部構成をカスタマイズ(BTO)しています