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「世界中の子どもたちへプレゼントを」をコンセプトに、主にファミリー向けのデジタルアニメーションの企画・製作を行っているダンデライオンアニメーションスタジオ。シナリオ・キャラクターデザイン・美術設定などからオリジナル作品の開発まで手掛け、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞の他、世界の映画祭で数々の受賞歴を誇るダンデライオンアニメーションスタジオのテクニカルディレクター常川氏、テクニカルスーパーバイザー西谷氏にマウスコンピューター導入の経緯を伺った。
映像制作部門のテクニカル・システムを支えるPCの導入
ワークステーション系のPCから通常PCへの移行を検討
プロジェクト毎にPCを移動するためパソコンの引越しが頻繁に発生
望んでいた適材適用の構成のPCが予算内で導入できた
サポートやアフターケアの充実による安定稼働
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」や「ボールルームへようこそ」といった、劇場版及びTVアニメシリーズのCGパート制作、フルCGによるTVアニメシリーズの元請制作・監督・脚本・キャラクターデザインなどアニメーション全般に携わっています。近年ライツユニットを発足し、自社キャラクターを中心としたIP開発やライセンス展開、国内外におけるマーチャンダイジング業務の強化を行い、アジア・ヨーロッパ圏に向けた海外共同製作や海外へ向けた作品づくりを中心に、新しいアニメーションの企画や制作の在り方を追求、キャラクターやアニメの他業種との連携もより積極的に推進しています。
海外事業の推進を希望する企業とのビジネスパートナーとしての体制も整え「信頼され、長く愛される」コンテンツの創造に積極的に取り組んでおります。
ダンテライオンアニメーションスタジオの作品の一例。劇場アニメーションからTVアニメシリーズまで幅広く制作している。日中共同制作された新作アニメ「ロボマスターズ」など、海外に向けた作品作りも積極的だ。
弊社では映像制作部門のテクニカル・システムを担当しているので、設立当初より様々な機材を独自に調達・設定を行っておりました。当初はサポートや安定面でワークステーション系のPCをメインで使用していましたが、基本的なPCのスペックの上昇に伴い、通常のPCでも業務に耐えられるようになりました。そこで新たなPCの調達先を検討した中、マウスコンピューターの営業担当と出会い、上手く我々ののニーズをくみ取っていただきました。営業の応対力に加え、様々なラインアップ・サポート・適材適用の構成・コストパフォーマンスの高さが マウスコンピューターというメーカーを選んだ最大の理由です。現在ではレンダリングPCに加え、クライアントPCやサーバー、ノートPC、など、幅広く導入させていただいております。
―実際に導入していかがでしたでしょうか。まずクライアントPCですがDAIVシリーズを導入しました。VGAの積み替え(※)なども行うので拡張性が必要でしたし、業務特性上プロジェクト毎にPCを移動するためパソコンの引越しが頻繁に発生します。3階から1階へ移動することもあるのですが、 DAIV シリーズはハンドルが付いているので移動が楽で重宝しています。
コンパクトサーバーは協力会社とのアセットの共有、バージョン管理として使用しています。RAID 5で冗長化しつつ速度も確保しているので協力会社とのやり取りがスムーズに行えています。OSは自社で用意していたのでOSレスかつRAID 5構築済みで納品していただけるという点も MousePro 製のサーバーを選択した理由ですね。
レンダリングサーバー用のPCは MousePro Tシリーズを採用しました。レンダリングサーバーはラックやブレードサーバーなど採用している企業もありますが、弊社ではコスト面を考慮しタワー側を導入しています。昨今、CGのレンダリングシステムとしてGPUを使用するものが出てきており、導入した MousePro Tシリーズに GeForce® Pascal 世代のグラフィックカードを増設しGPUレンダリングシステムとしても使用しています。ミニタワー型なので簡単に組み替え(※)ができるという点もよかったですね。社内の検証で上位のGPUを搭載することによりレンダリング速度が飛躍的に向上することがわかったので、今後はマルチGPUなど、更なるパフォーマンスが期待できる構成の購入を検討しております。
―ありがとうございました!※組み換え、増設により不具合が発生した場合弊社保証対象外となります。
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