
電源ユニット(Power supply unit)は、家庭用コンセントの交流(AC:Alternating Current)電源をパソコンで使用する直流(DC:Direct Current)電源に変換するパソコンの重要な部品です。
主にデスクトップパソコンで使用されており、ノートパソコンで使用されるACアダプターよりも、比較的大きな電力を供給することができます。
電源を変換する際に損失分は熱として放出されますが、変換効率の高い電源ユニットは発熱を抑え、静音性、電気代削減にも効果的です。
電源ユニットとは?
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電源ユニットの主な特長
重要なエネルギー源
パソコンの各部品が正しく動作するには安定した電力供給が必要です。この電力供給を行うのが電源ユニットであり、各パーツが性能を発揮するために重要な部品です。
電源ユニットが供給できる電力は、定格出力W(ワット)で表記されており、パソコンの各部品が必要とする電力を供給できる電源ユニットを組み合わせる必要があります。
※マウスコンピューターのパソコンは、カスタマイズで選択できるパーツに必要な電力を供給できる電源ユニットを標準搭載しているため、パーツのカスタマイズを行った場合でも、電源の変更は必須ではありません。
※選択する製品によっては電源の変更が出来ない場合があります。
80PLUS® 認証電源とは?
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80PLUS® 認証電源の主な特長
80PLUS® 認証電源とは「コンセントからの交流電源を、パソコンで使用できる直流電源に変換する際の変換効率が80%以上」と認定された電源ユニットです。
従来の電源ユニットは変換効率が70%程度でしたが、80%以上に引き上げる事で効率的に電力を利用し消費電力を抑えます。
消費電力を抑えた80PLUS認証電源は、効率的な電力変換によって変換損失を軽減し、電気代を削減、電源からの発熱も少なく、ファンの回転数を抑え静音性が向上します。 -
80PLUS® 認証ランクと変換効率の関係
負荷率
80PLUS®
(スタンダード)
80PLUS®
BRONZE
80PLUS®
SILVER
80PLUS®
GOLD負荷20%のとき 80% 82% 85% 87% 負荷50%のとき 80% 85% 88% 90% 負荷100%のとき 80% 82% 85% 87%