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浦和レッドダイヤモンズ株式会社 (左から) コーポレート本部課長 総務担当 河野宏さんパートナー本部パートナー営業担当 梅本昌裕さん
Jリーグの強豪・浦和レッドダイヤモンズ(以下浦和レッズ)は、つい数年前まで社内業務のDX促進・PC端末管理に課題を感じていたという。しかし、2019年にマウスコンピューターとオフィシャルサプライヤー契約を結び、クラブスタッフ用PCをリプレイスした事を機に、その働き方に大きな変化が生まれたのだとか。クラブスタッフの方に詳しくお話をうかがった。
熱狂的なサポーターが会場を埋め尽くす ©URAWA REDS
浦和レッズは、埼玉県さいたま市をホームタウンとするサッカーチーム。Jリーグ創設当初からのチーム「オリジナル10」の一角を占める古豪であり、「Jリーグ随一」とも言われる熱狂的なファンサポーターを数多く抱えていることでも知られている。事業内容としては、年間20日間あるホームゲームの興行をメインに据え、グッズ事業、さらにはデジタルカードのコレクションサービス事業にも力を入れているという。
今回取材した大原サッカー場のクラブハウス
マウスコンピューター導入以前の浦和レッズは、不定期に少ない台数のPCを更新する形をとり、一台を平均5〜6年も使用していた。導入にあたっては、スペックではなく価格を重視して機材を選定していたこともあり、社内には廉価かつ旧式で、さらにメーカーが異なるPCが山のようにあったという。スペックや仕様が違えば、機種ごとに故障時の対応策は変わり、修理依頼の連絡先も異なってくる。当然のことながら、端末の管理業務は煩雑を極めていた。
コーポレート本部課長 総務担当 河野宏さん
こうした旧式の社用PCでは、テレワークやWeb会議を行うことが困難だった。そのため対面での会議の際には、車で拠点間を30分かけて移動することも珍しくなかったという。コーポレート本部課長 総務/スタジアム運営担当 河野宏さんは、当時を次のように振り返る。
「恥ずかしながら、搭載スペックの不足によりオンライン会議に対応できないPCが大量にあるという状況でした。端末の管理には大変苦労していましたね。また浦和レッズには、埼玉スタジアム、レッズランド、大原サッカー場と3つの拠点が存在し、それぞれ車で30分ほどの距離に位置しています。大きな会議の度にスタッフが大移動していたので、移動時間だけでなく、ガソリン代などコストも嵩んでいました。また旧式のPCの大半は重く、大きくて持ち運びも大変でした」(河野さん)
そんな状況の中、デジタルに弱い社風に危機感を抱いたクラブスタッフから「まずはPCメーカーに相談し、社内端末を最新スペックのモデルにリプレイスしよう」との声が上がる。白羽の矢が立てられたのは、浦和レッズの地元・埼玉県で創業されたマウスコンピューターだった。「国産にこだわって製品づくりをされているという安心感がありましたし、浦和から近い春日部に修理拠点があるのも心強いと感じました」と河野さんは語る。
本体に入った「URAWA REDS」ロゴと赤い「R」「E」「D」「S」のキー
こうして2020年に120台導入されたのが、マウスコンピューターが企画した「浦和レッズモデル」のノートパソコン。14インチ画面の「mouse X4‐B-URDS」と15.6インチ画面の「mouse X5‐B-URDS」。その特徴は、チームカラーである赤のボディにシルバーのレッズロゴが入っていること。キーボード上で隣り合っている「R」「E」「D」「S」のキーも赤へと変更した。「レッズモデルの導入は、クラブスタッフのモチベーションアップにもつながりました」とパートナー本部パートナー営業担当 梅本昌裕さんは語る。
「マウスコンピューターさんとの初期の打ち合わせで『レッズらしい赤いPCを一緒に作りましょう』という提案をいただきました。そこからレッズとマウスコンピューターさんのコラボという形で、レッズモデルを作っていただいたんです。社内での評判は上々ですね。『レッズモデルのPCで仕事ができるのが嬉しい』という声が多く、選手にも愛用者がいるほどです」(梅本さん)
パートナー本部パートナー営業担当 梅本昌裕さん
マウスコンピューターの導入によって、浦和レッズの業務効率は格段に上がり、PCのメーカーとスペックが統一されたことで、端末の管理も容易になった。
24時間/365日の電話受付、72時間以内の修理完了を目指すマウスコンピューターのサポート体制も大きなメリットをもたらした。「修理対応の確実性と迅速さには、いつも驚かされています」と河野さん。
「トラブル発生時には、春日部にあるマウスコンピューターさんの修理拠点『埼玉サービスセンター』と連絡を取って、引き取っていただいています。現在は店舗持込にサービス変更されていますが、導入直後は春日部のサービスセンターに直接持ち込むということもしていましたね。とにかくバックアップ体制が整っているので、PCのトラブルによってストレスを感じる瞬間が圧倒的に少なくなりました」(河野さん)
マウスコンピューターの導入と前後して、浦和レッズの企業体質は大きく変化した。実際にマウスコンピューターのPCが提供されたのは、2020年の1月。コロナ禍が始まり、テレワークが必要になったことも契機となった。この時期から一気に浦和レッズのDX化が進んでいく。
「やはりテレワークやオンライン会議ができるようになったのは大きかったです。物理的な距離を感じることなく、なおかつコストをかけずに会議を含む様々な業務ができるようになりましたから。それまで使っていた旧式のPCでは、パンデミックを乗り越えることができなかったでしょうね」(梅本さん)
決してITリテラシーが高い企業とは言えなかった浦和レッズ。同社の体質が大きく変化したのは、コロナ期に多くのクラブスタッフがマウスコンピューターの最新機種に触れ、利便性を実感する中で、ITへの意識を大きく高めたことが契機となっている。
「マウスコンピューターのPCは、浦和レッズに大きな影響を与えた画期的なビジネスツールであると断言できます。生産性が向上し、DX化を促進しただけでなく、会社の体質自体を変えてしまったわけですから。これからDX化にチャレンジしていきたい企業さんには、ぜひお勧めしたいです」(梅本さん)
そんな浦和レッズは、2023年には、プライバシーシャッターとマイクミュート機能を備えたビジネスモバイルエントリーモデル「MouseProC4」シリーズを導入している。さらに翌2024年には、ビジネスユーザー向けに1kg以下の重量と長時間バッテリー性能(※約20時間の使用が可能)を実現した「MouseProG4」シリーズを採用し、現在は両機種が同社の業務を支えているという。この「MousePro」ブランドは、マウスコンピューターが誇るビジネスユーザー向けPCブランド。柔軟性に富んだBTOシステムと法人顧客へのサポートやサービス展開に加えて、品質への信頼性や製品の継続性・安定供給といった法人ニーズに応えることを目指しているのが特長だ。同シリーズについて河野さんは次のように話す。
「これまでの機種も素晴らしかったですが、さらなる堅牢性とスペックを兼ね備えたMouseProのノートPCは、拠点間の移動や遠方への出張が多い営業職を中心に非常に評判が良いです。ただ、ひとつだけ残念なことがあって、ボディが黒のみなんですよね。先日発売され、他チームのサポーターからも『羨ましい』との声が上がったレッズモデルのゲーミングPCに続いて、我々のチームカラーである赤のモバイルノートPCも作っていただきたいです(笑)」
マウスコンピューターとの出会いをきっかけとして、大きな成果を上げた浦和レッズだが、実はビジネス以外のフィールドにおいても、マウスコンピューターとタッグを組んでいる。レッズが運営する社会貢献活動プロジェクト「このゆびとまれっず!」とマウスコンピューターが連携する形で、さいたま市内にある子ども食堂や施設を利用する子どもたちに寄贈物資を届けているのだ。最後に梅本さんは「引き続き、一致団結して地域社会をサポートしていきたいですね」と力強く語ってくれた。さいたま市・浦和エリアを代表するサッカーチーム・浦和レッズ、そして春日部で誕生したマウスコンピューターは、これからも手を取り合って、地元・埼玉の子どもたちをサポートしていくはずだ。
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