長く使い続けられる頑丈な製品と手厚いサポートの両立がマウスコンピューターの強み

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長く使い続けられる頑丈な製品と手厚いサポートの両立がマウスコンピューターの強み

学校法人四国大学 (左から) 情報教育センター 講師 長瀬大さん、情報教育センター  センター長・教授 総務・企画部情報戦略課課長 住吉孝次さん、総務・企画部 情報戦略課 係長 山口浩幸さん

徳島県徳島市に本拠を構える四国大学は、学内のPCの管理運用、とりわけ学生が遠隔授業で使用する端末の調達と管理に苦慮していた。しかし、マウスコンピューターの導入を機に状況は一変。学内のデジタル環境が最適化の方向へと進んだという。導入に深く関わった職員の方に、詳しくお話をうかがった。

昭和25年(1950)頃の、四国大学の前身である徳島服装女学校

昭和25年(1950)頃の、四国大学の前身である徳島服装女学校 © Shikoku University

2025年に学園創設100周年という大きな節目を迎えた四国大学は、少子化を受けて「若者に選ばれる大学」を目指している。そのため、2026年度にはデジタル創成学部を新設し、AIや映像制作、さらにはデータサイエンス分野の研究にも注力していくという。現在は、最新テクノロジーを実際に体験して学べる施設の導入を進めており、モーションキャプチャーやドローン関連の設備、IoT技術を取り入れた植物工場などを整備している最中だ。

万葉集の短歌にも詠まれた吉野川のほとりに建つ校舎

万葉集の短歌にも詠まれた吉野川のほとりに建つ校舎

BYODのPCを高性能ノートPCに統一することで管理を簡略化

2019年から始まったコロナ禍を契機として、遠隔授業実施のためにBYODのPCを推奨した四国大学。しかし学生たちが持参したPCはメーカーが多種多様であり、かつ極端に古いモデルが含まれていた。総務・企画部 情報戦略課 主任の山口浩幸さんは、当時を次のように振り返る。

総務・企画部 情報戦略課 主任の山口浩幸さん

総務・企画部 情報戦略課 主任の山口浩幸さん

「ほぼ毎日、故障したPCが事務室に持ち込まれていました。メーカーによって異なる修理窓口とのやりとりも煩雑を極めていましたね。端末の型番を調べ、更新ドライバを検索してパッチを充てるなどの応急処置にも忙殺されていました」(山口さん)

四国大学は、学生が個人所有する端末の管理を合理化すべく、大学生活で安心して使えるスペックを備えた推奨キャンパスPCの指定を決断する。その条件は、国内メーカーの製品であり、堅牢性に優れていること。また大容量バッテリーを備えていることも重要視された。そんな折に、情報教育センター長・教授で総務・企画部 情報戦略課 課長でもある住吉孝次さんの目に止まったのが、マウスコンピューターのビジネス向けブランド「MousePro」のモバイルノートPCだった。

情報教育センター長・教授 総務・企画部情報戦略課課長 住吉孝次さん

情報教育センター長・教授 総務・企画部情報戦略課課長 住吉孝次さん

「顧客からの注文が入ったタイミングで長野県にある工場で手組され、入念に品質検査が行われていると聞いて導入を決めました。堅牢性については、以前から信頼感を持っていました。というのも、机から物を落としがちな小学生のために、頑丈なGIGA端末PCを作っていることを知っていたからです。また10時間以上は持つというバッテリー性能も魅力的でした。授業ごとに教室を移動しなくてはいけない学生からすれば、端末はコンセントなしで一日中使えた方が便利ですから」(住吉さん)

「卒業しても使えるビジネスノート」と住吉さんが太鼓判を押す「MouseProG4」シリーズは、ビジネスユーザー向けにモビリティと性能を追求した14型ノートパソコン。重量1㎏以下であるにもかかわらず19時間駆動する長時間バッテリーを搭載していることも大きな特長と言えるだろう。学生たちからも「初期トラブルが少ない」と好評で、マウスコンピューターの協力により、5年保証が付けられていることも安心感に繋がっているという。

PC教室に並ぶMouseProのスリム型デスクトップPCとiiyamaの21.5型液晶モニター

PC教室に並ぶMouseProのスリム型デスクトップPCとiiyamaの21.5型液晶モニター

キャンパスPCの指定と同時に、学校施設にあったさまざまなメーカーのWindows機もマウスコンピューター製品へと統一された。学内システムとの親和性の診断を経て、一新された端末は順調に稼働している。300台近く導入されたスリム型デスクトップPC「MouseProLP」シリーズと約400台導入された液晶ブランド「iiyama」の21.5型液晶モニターは、まだ一台も壊れていないとのことだ。

確実な納期と細やかなサポート体制で管理運用をサポート

さらに山口さんは「安定した納期もマウスコンピューターの魅力です」と指摘する。

「学内外の手続きの都合で、設備の設計から導入のゴーサインを出すまでの間にタイムラグが生じやすく、時間的余裕がない中での調達を迫られるケースがあります。そうした際にも、希望する時期までに必要な機器を必要な数だけ、確実に納入していただけるのは本当にありがたいですね」(山口さん)

確実な納期と細やかなサポート体制で管理運用をサポート

端末のメーカーを統一したことで、修理の窓口が一本化され、迅速に不具合の解決ができるようになった。また大学や学生側が行うトラブル対応に関しても、手厚いバックアップがなされている。マウスコンピューターのアフターサポートは、ユーザー自身で電話・LINE・チャット・メールで問い合わせを行うことができるほか、WEB上にある「アフターサポートページ」には、軽度のトラブルならば、ユーザー自身がその場で診断・対応できるようサポートメニューが用意されている。さらに、この「アフターサポートページ」には、サポートセンターの電話の混雑具合がリアルタイム表示されているため、待ち時間の少ない時間帯を狙って問い合わせをすることもできる。「痒い所に手が届くサポート体制には、本当にいつも助けられています」と山口さん。

「学生が、アカウントIDとパスワードを忘れてしまって、PCを工場出荷状態に戻さざるを得なくなることがあります。他社の製品であれば、メーカーの工場に送るところですが、リカバリーディスクをご提供いただいているので、我々でも簡単にPCを復元することができるんです。また本学の特殊な環境に合わせたホットフィックスパッチなどもご用意いただいています。定期メンテナンスにかかる時間を大幅に短縮することが出来ました」(山口さん)

さらに、マウスコンピューターは、学生を対象とするサポートも提供している。年に一度のペースで、推奨キャンパスPCのオンサイト点検・修理を行っているのだ。この点検会は、マウスコンピューターの技術者が、大学のキャンパス内で学生のPCを点検し、その場で修理するというもの。言わば「出張修理工場」といったところだ。

点検会中の様子

点検会中の様子 © Shikoku University

「どの程度の故障なら、あるいはどんなタイミングで、PCを修理に出して良いのかを判断出来ない学生も少なくありません。そうした学生にとって気軽な相談場所となっているのが、マウスコンピューターの点検会です。個人的なデータが入った端末を他人に渡してしまうことに抵抗感を感じる学生からの評判も良いですね」(住吉さん)

豊富なラインアップで、総合大学の複雑なニーズに対応

「堅牢性やサポート体制と並んで、豊富なラインアップもマウスコンピューターの魅力です」と山口さんは指摘する。

「とにかく選択肢が豊富で、本学の学生や教員のニーズにしっかりと応えてくれます。例えば、AIを研究されている先生から『AMD Ryzen Threadripper PRO搭載のワークステーションが気になっている』との相談を受けたことがありました。こうした非常にハイスペックかつ高額な機種をラインアップしている一般メーカーはなかなかないのですが、マウスさんに相談してみたところ、即座に『DAIV FW-P9N60』が出てきたんです。あの時は本当に驚かされましたね」(山口さん)

クリエイティブ向けワークステーション「DAIV FW-P9N60」

クリエイティブ向けワークステーション「DAIV FW-P9N60」

学生が個人購入するモバイルノート「MouseProG4」、PC室に設置されているスリムデスクトップ「MousePro S」シリーズ、デザイン作業などに使う「DAIV」シリーズなど、四国大学は用途に応じてさまざまなマウスコンピューター製品を導入している。その中でも、ライブ配信やe-Sportsを愛好する学生から羨望の眼差しを向けられているモデルがある。四国大学が学内に設けたデジタル人材育成の場であり、メディア発信基地でもある「TAG-RI-BA(タグリバ)スタジオ」に導入されているハイエンドゲーミングPC「G TUNE(※)」だ。

※ゲーミングPCブランドである「G-Tune」はリブランドに伴い、「G TUNE」に表記が変更された(以下同)

『G TUNE』のゲーミングPCを使いこなす四国大学 e-Sports部のメンバー林野秀将さん

『G TUNE』のゲーミングPCを使いこなす四国大学 e-Sports部のメンバー林野秀将さん

「TAGRIBAスタジオには、4台のG TUNEのゲーミングPCが導入されています。2台のデスクトップPCはゲーム用ですね。ノートPCタイプは動画編集や入学式や卒業式、さらに県知事や市長と学生が行った対談イベントのライブ配信などにも利用してきました。今後も地域の皆さんとつながるために有効活用していきたいです」(情報教育センター 長瀬大さん)

この「G TUNE」は、JeSU(日本eスポーツ連合)の公認PCとなっている。2018年に同好会としてスタートし、今や学内で一、二を争う部員数となっている四国大学 e-Sports部のメンバーからの評判も上々だ。

四国大学 e-Sports部のメンバーは部活動で『G TUNE』のゲーミングPCを利用している

四国大学 e-Sports部のメンバーは部活動で『G TUNE』のゲーミングPCを利用している

「やはりハイエンドのゲーミングPCは凄いなという印象を受けます。とにかくグラフィックが綺麗で “ヌルヌル”動くことに感動しましたね。コンシューマ機はインターネット通信が不安定になるとゲームが重くなったりするのですが、『G TUNE』はどんな状況でも快適に動いてくれます」(四国大学 eSports部 林野秀将さん)

「デジタル教科書ネイティブ時代における究極のPC」を期待

文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」の一環で、全国の小学校においてデジタル教科書の本格導入が始まった。こうした動きに対応する形で、四国大学でも全学的にデジタル教科書を導入することが決まったという。そんな中、住吉さんはマウスコンピューターにある“要望”を出したのだとか。

「デジタル教科書に対応するためには、タブレットとしても使える2in1PCが必要だと感じていました。そこでマウスコンピューターに要望を出したところ、どうやら現場からの声が届いたようで、開発が始まったと聞いています。この機会に、デジタル教科書ネイティブ時代における究極のPCを開発してほしいですね」(住吉さん)

徳島県におけるデジタル人材創出の場となることを目指している四国大学。その先進性を支えているのは、マウスコンピューターの製品と多岐に渡るサービスだ。一方、マウスコンピューターもまた四国大学からのフィードバックを開発に活かしている。両者は相互にポジティブな影響を与え合っている。

「デジタル教科書ネイティブ時代における究極のPC」を期待

製品紹介PRODUCT

MousePro G4-I7U01BK-D
(※ 導入機種は生産終了しているため、後継機種を紹介)

MousePro G4-I7U01BK-D(※導入機種は生産終了しているため、後継機種を紹介)
  • OS:Windows 11 Pro 64ビット ( PKIDラベル貼付対応 )
  • CPU:インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155U
  • グラフィックス:インテル® グラフィックス
  • メモリ標準容量:16GB (オンボード8GB + 8GBx1 / デュアルチャネル)
  • M.2 SSD:256GB (NVMe)
  • パネル:14型 液晶パネル (ノングレア)
  • 無線:Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵
  • LTE:BTOにて選択可能 / SIMカードサイズ : nano SIMカード
  • 保証期間:3年間センドバック修理保証・24時間365日電話サポート
MousePro G4-I7U01BK-D はこちら

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