国際大会レベルのeスポーツ環境とは?
JESUがG TUNEを公式競技用PCに採用した理由

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一般社団法人日本eスポーツ協会 事務局長 井澤俊樹 氏
一般社団法人日本eスポーツ協会 事務局長 井澤俊樹 氏
一般社団法人日本eスポーツ協会 事務局長 井澤俊樹 氏

愛知・名古屋をeスポーツの国際拠点として発展させることを目的に開催された「ASIA esports EXPO 2026」。国内におけるeスポーツの普及・振興や日本代表の選考・派遣を担う一般社団法人日本eスポーツ協会(JESU)は、本大会の公式競技用PCとしてG TUNEを採用。国際大会レベルの競技環境に求められる条件や導入時の課題、G TUNEを選定した理由、実際の運用評価について、JESU事務局長の井澤俊樹氏に伺った。

目的

国際大会水準の競技環境を構築し、日本代表候補選手の選考と競技運営体制の実践検証を行うこと。

背景

競技用PCには高い汎用性と安定性に加え、国際大会ならではの特殊な構成への対応が求められていた。

効果

G TUNEの採用により特殊要件を含む環境を安定運用。選手・運営双方が国際大会レベルの検証を行うことができた。

1.選手と運営、双方の実践の場となった「ASIA esports EXPO 2026」

一般社団法人日本eスポーツ協会(JESU)は、国内におけるeスポーツの普及・振興や日本代表選手の選考・派遣を担う中央競技団体だ。関係省庁やJOC(日本オリンピック委員会)、JSPO(日本スポーツ協会)などのスポーツ団体と連携しながら、競技環境の整備や制度づくりを推進し、eスポーツを新たなスポーツ・文化として社会に根付かせるための活動を行っている。

初開催は2025年、今年で2回目の開催となる「ASIA esports EXPO 2026」は、愛知・名古屋をeスポーツの国際拠点として発展させることを目的とした総合イベントだ。

選手にとっては国際大会同様の環境で競技に臨む機会であり、運営側にとっては国際大会運営のノウハウや知見を蓄積する重要な場となった。JESU事務局長を務める井澤氏は、今大会の意義を次のように振り返る。

「今回のASIA esports EXPO 2026で最も重要だったのは、日本代表候補選手を選考する競技会としての役割です。選手にとっては本番に近い環境で実力を発揮する機会であり、運営側にとっても競技運営の知見を蓄積する貴重な場となりました。eスポーツ関係者だけでなく、スポーツ関係者からも高い関心を集め、選手・運営の双方にとって非常に意義のある大会だったと感じています。

私たちJESUにとっても非常に重要な大会であり、eスポーツを国民の皆さんにポジティブにご理解いただく大きな機会になると考えています。大会が成功し、日本代表選手が活躍することで、より多くの方々にeスポーツを応援していただくきっかけになることを期待しています。

その意味でも、今回のASIA esports EXPO 2026では本番前にさまざまな検証や課題抽出を行うことができました。そこで得られた知見や経験は、今後の競技運営にも確実に生かされていくと思っています。」

2.高い汎用性と安定稼働。国際大会を支えるG TUNE

ASIA esports EXPO 2026では、競技運営の手順や設備だけでなく、実際に使用する競技用PCについても国際大会水準での検証が行われた。多様な国や地域から集まる選手たちが公平な条件で競い合うためには、単に高性能であるだけでは不十分だ。選手のパフォーマンスを最大限に引き出しながら、大会運営を滞りなく進行させるために、競技用PCにはどのような条件が求められるのか。井澤氏は次のように語る。

「国際大会では、さまざまな国や地域から集まった選手たちが同じ環境で競技を行います。そのため、選手たちが普段培ってきた実力をしっかりと発揮できる環境を整えることが非常に重要です。競技用PCについても同じで、高いレベルの汎用性が求められると思っています。

また、競技運営の観点では、安心して安定稼働することも欠かせません。国際大会に限った話ではありませんが、大会運営ではできる限りトラブルや不測の事態を回避する必要があります。競技用PCは一定の台数を揃えて運用することになりますので、すべてのマシンが安定して稼働することは非常に重要な要素です。

もちろん、どれだけ高性能なPCであっても予期せぬことが起きる可能性はあります。eスポーツ大会では国際大会かどうかに関わらず、不測の事態が発生することを前提に準備を進めています。運営側としては大会を遅延させないためにバックアップ体制を整え、常にリスクヘッジを考えながら運営しています。

高い汎用性と安心・安定した稼働。この2つが、国際大会で使用する競技用PCには欠かせない条件だと考えています。」

国際大会レベルの競技環境を実現するためには、マシン性能だけでなく、運営側の要望に柔軟に応えられるサポート体制や信頼関係も欠かせない。JESUはこれまでも数多くの大会やイベントでG TUNEを活用してきたが、今回のASIA esports EXPO 2026では、通常以上に高度な対応が求められた。そうした条件のもと、ASIA esports EXPO 2026の公式競技用PCとして採用されたのがマウスコンピューターのG TUNEだ。長年にわたり大会運営を支えてきた実績に加え、今回の特殊な要件にも対応できた理由について、井澤氏は次のように語る。

「もともとJESUが主催する大会やイベントでも、マウスコンピューターさんからPCをご提供いただき、G TUNEを数多く活用させていただいてきました。また、全国にある地方支部が開催する大会や体験会などでも、さまざまなゲームタイトルでG TUNEを使用しています。

私たちが普段扱わないようなタイトルも含め、本当に幅広いシーンで活用されていますが、そうした中でも問題なく稼働してきた実績があります。その積み重ねによる信頼感があったからこそ、今回のASIA esports EXPO 2026でも公式競技用PCとして採用させていただきました。

もちろん、スペック面や安定性は大前提としてありますが、それだけではありません。私たちが大会でG TUNEを使用する際には、その大会がどういう目的で、どのような運営を行いたいのかを事前に相談させていただいています。その内容をしっかり理解した上でご提案やご協力をいただけるので、単なる機材提供ではなく、同じ目線で大会を支えてくれるパートナーだと感じています。

また、大会運営では一定数のPCを準備する必要がありますし、納品場所や時間の指定など細かな対応も発生します。さらに事前に試験機をお借りして検証を行うこともありますが、そうした要望にも柔軟に対応していただいています。その点でも非常に心強い存在ですね。

特に今回のASIA esports EXPO 2026では、通常はマウスコンピューターさんで扱っていない部材を搭載する必要がありました。時間のない中でご相談したのですが、実際に検証を重ねながら対応していただき、必要な構成を用意してくださいました。

高性能なPCに特殊な部材を組み込みながら、安定して稼働させるというのは簡単なことではありませんし、メーカー側にも大きな負担やリスクがあったと思います。それでも何度もコミュニケーションを重ねながら課題を一つひとつ解決していただきました。

私たち運営側としては、バックアップ機材をどれだけ確保できるかも非常に重要なポイントでしたが、その点についても密に相談させていただきました。振り返ると、私たちも大会ごとにさまざまな要望や相談をさせていただいていますし、相当わがままを言わせていただいていると思います(笑)。それでも一つひとつ真摯に向き合い、課題解決に向けて一緒に考えていただける。日頃からのコミュニケーションを含めて、大変信頼しているパートナーです。」

3.期待を超える結果。実運用で証明された信頼性

長年の実績や信頼関係に加え、特殊な要件にも柔軟に対応できる体制が評価され、ASIA esports EXPO 2026の公式競技用PCとして採用されたG TUNE。しかし、国際大会レベルの競技環境を支える機材である以上、導入前には慎重な検証も欠かせなかった。実際に運用する上で不安に感じていた点はあったのか。また、大会を終えた今、競技用PCとしてどのような評価をしているのか。井澤氏に率直な感想を聞いた。

「正直なところ、G TUNEそのものに対する不安はあまりありませんでした。これまでの実績もありますし、国際大会で求められる水準の性能や汎用性については十分に備わっていると認識していました。

一方で今回は、通常は搭載しない部材を組み込む必要がありました。その部分についてはしっかり検証する必要がありましたが、マウスコンピューターさんにご相談したところ、短期間の中で必要な環境を整えてくださいました。

実際に大会を終えて振り返ると、結果としては期待以上だったという印象です。特殊な構成への対応も含めて安定して稼働していましたし、私たちが求めていた競技環境を実現していただけたと思っています。

また、大会準備の段階から試験機を貸し出していただいたり、必要な台数を期日や指定場所に合わせて手配していただいたりと、運営面でも非常に丁寧に対応していただきました。競技に必要な環境をしっかり整えていただけたことは、運営側としても非常にありがたかったですね。」

4.選手も運営も高評価。大会現場で見えた実力

導入前の懸念を払拭し、期待を超える成果をもたらしたG TUNE。その評価は運営側だけにとどまらない。大会期間中には視察に訪れたスポーツ関係者から驚きの声が上がり、実際に競技を行った選手たちからも印象的な感想が寄せられたという。井澤氏に、特に記憶に残っているエピソードを聞いた。

「大会期間中に印象的だったのは、視察に来られたスポーツ関係者の方々の反応です。今回のASIA esports EXPO 2026は、eスポーツ競技の日本代表候補選手最終選考競技会でもあったため、JOCやJSPO、日本スポーツ振興センターなど、多くのスポーツ関係者の方々にご視察いただきました。

その際、皆さんがG TUNEをご覧になって非常に驚かれていたのが印象に残っています。普段仕事で使われているPCとはまったく違う、ゲーミングPCならではの迫力や存在感、デザイン性に関心を持たれていて、『国際大会の競技で使用されるゲーミングPCはこんなに進化しているのか』という声も聞かれました。

また、大会後には選手から印象的な話を聞く機会もありました。今回のASIA esports EXPO 2026では、本番と同じ環境で事前に練習できるよう、練習スペースを設けていました。そこでG TUNEを使用していた選手から、『本番前に同じ環境で練習しておくことの重要性を改めて実感した』という声をいただいたのです。

詳しく聞いてみると、『普段自宅で使っている環境と比べて動作が非常に軽く、快適だったので、事前に慣れておけて良かった』ということでした。選手自身が性能の高さを実感してくれていたのは、運営側としても嬉しかったですね。

一方で、私自身が運営者として強く感じたのは、選手から機材に関する不満やトラブルの声がほとんど聞かれなかったことです。高いレベルで競い合う選手たちにとって、機材にストレスがないことはある意味で当たり前の環境です。だからこそ、選手たちがPCを意識することなく競技そのものに集中できていたということが、G TUNEがしっかり役割を果たしてくれた証だと思っています。

今回実際に運用してみて、国際大会水準の性能や汎用性を十分に備えていると改めて実感しましたし、競技環境を支えるうえで非常に信頼できるPCだと感じています。」

5.ASIA esports EXPO 2026で掴んだ確かな手応えと、期待。

選手たちによる熱戦とともに、多くの挑戦や検証が行われたASIA esports EXPO 2026。大会を終えた今、井澤氏は運営者としての率直な手応えを次のように振り返る。

「運営側としては反省点や改善すべき点も多くありましたので、大会を振り返るならば、どうしてもまずは課題の方が頭に浮かびます。ただ今回は、一般的なeスポーツ大会で見られる派手な演出や見せ方よりも、競技としての公平性やスポーツ大会としての手順・プロセスを検証することに重きを置いていました。そうした取り組みに戸惑われたお客様もいらっしゃったかもしれません。

一方で、競技会そのものについては非常に盛り上がったと感じています。出場した選手たちは国内でもトップレベルの実力者ばかりで、注目度も高かったですし、会場に来ていただいた方々にも競技の面白さや熱量を感じていただけたのではないかと思っています。」

ASIA esports EXPO 2026はイベント単体の成功だけでなく、日本のeスポーツの未来につながる取り組みでもあった。その中でG TUNEは、単なる競技用PCではなく、大会の趣旨や目的を共有しながら共に取り組むパートナーとして存在感を発揮したという。

「今回のASIA esports EXPO 2026についてご相談させていただいた際、マウスコンピューターさんには非常に前向きにご協力いただきました。ASIA esports EXPO 2026は、日本のeスポーツの普及・発展にとって重要な大会であり、その先につながる大切な取り組みでもあります。そうした私たちの思いや大会の趣旨をしっかり理解していただいた上でご協力いただけたことは、とても心強かったですね。

私たちは大会を通じて『オールジャパン』で取り組んでいきたいと考えていました。その思いに対して、マウスコンピューターさんも同じ方向を向いてくださっていると感じました。そこは非常に印象に残っています。」

さらに井澤氏は、今後のeスポーツとG TUNEへの期待についても語る。

「私たちは今、国際大会におけるeスポーツ競技の成功に向けて全力で取り組んでいます。しかし、その先には競技としてのレベルアップだけでなく、教育や福祉、地域社会といったさまざまな分野でeスポーツが活用される未来があると考えています。

学校現場や教育現場、福祉の現場など、より多くの方々がeスポーツに触れる機会はこれからさらに増えていくと思います。そうしたタイミングで、日本のマウスコンピューターのG TUNEが、多くの方々に触れていただけるPCとして広く普及していくことを期待しています。

自治体や地域団体が社会課題や地域課題の解決にeスポーツを活用しようとする動きも今後さらに加速していくと思います。その中で、私たちJESUもマウスコンピューターさんと連携しながら取り組みを進めていきたいですね。」

運営側として井澤氏にG TUNEをおすすめできるポイントについて聞いた。

「eスポーツの大会やイベントでは、とにかく安心して安定稼働することが重要です。現場ではどうしてもトラブルが発生する可能性がありますので、しっかりと動き続けてくれるマシンの存在は運営側にとって非常に心強いものです。

そういう意味では、G TUNEを採用することで、より質の高い大会やイベント運営につながると思っています。また、汎用性も非常に高いので、コミュニティ大会から国際大会レベルまで幅広く活用できるPCだと感じています。

大会で使用するだけでなく、選手が日々練習する環境としても十分な性能を備えていますし、競技シーン全体を支える存在として活躍してくれると思います。

それと個人的な話になりますが、見た目はやはり格好いいですよね(笑)。ゲーミングPCらしい存在感がありますし、そういった魅力もG TUNEならではだと思います。」

6.ASIA esports EXPO 2026の先へ。競技から教育・福祉まで広がるeスポーツの可能性

競技環境の整備や国際大会運営への取り組みを進める一方で、JESUが見据えているのは競技シーンの発展だけではない。井澤氏は、eスポーツには教育や福祉、地域社会の課題解決に貢献する可能性があると考えている。

「私たちは、国際大会で活躍するトップ選手を支える取り組みと同時に、eスポーツの裾野を広げていくことも重要だと考えています。JOCがトップアスリートの活躍を支える役割を担う一方で、JSPOは地域や教育、スポーツ文化の普及に力を入れています。私たちも同様に、競技シーンの強化と普及活動の両方に取り組んでいきたいと思っています。

特に今後は、地域でのeスポーツ普及や学校教育との連携、さらに福祉分野での活用にも力を入れていきたいと考えています。」

近年は学校教育の現場でもeスポーツへの関心が高まっており、部活動や地域クラブ活動として導入する動きも広がりつつあるという。

「実際に、学校でeスポーツを部活動として取り入れる動きは年々増えていると感じています。特に私立学校では積極的な取り組みが進んでいますし、公立学校でも地域クラブ活動の一環として導入されるケースが出てきています。eスポーツに触れられる環境は以前より確実に増えてきていますね。

こうした教育現場では、選手が大会を目指して練習することもありますので、できるだけ大会環境に近い性能を備えたPCが求められます。その点、G TUNEは十分な性能を備えていますし、使いやすさやアフターサポートも充実しています。学校に常設するPCとしても非常に適しているのではないかと思います。」

また、福祉分野においてもeスポーツ活用の可能性は広がっている。

「現在はコンソールゲームを活用した取り組みが多いのですが、今後は高齢者や障がいのある方々が、より幅広いeスポーツタイトルを楽しめる環境づくりが進んでいくと思います。そのためにはサポートする人材の育成も重要になりますが、そうした環境が整っていけば、PCを活用する機会もさらに増えていくのではないでしょうか。

PCであれば扱えるタイトルの幅も広がりますし、競技として楽しめる可能性も大きく広がります。そういった意味でも、今後は教育や福祉の現場でPCが果たす役割はますます大きくなっていくと思っています。」

その際、性能だけでなくサポート体制も重要な要素になると井澤氏は語る。

「マウスコンピューターさんの大きな強みの一つは、24時間365日のサポート体制だと思っています。eスポーツプレイヤーは時間帯を問わず練習しますし、学校や施設でもいつトラブルが発生するかわかりません。そうした時に、いつでも相談できる環境があるというのは非常に心強いですよね。

これからeスポーツが教育や福祉、地域社会へとさらに広がっていく中で、G TUNEには競技シーンだけでなく、そうした新しい活用の場面も支えていっていただきたいと思っています。」

製品紹介PRODUCT

G TUNE FG-A7G80

G TUNE FG-A7G80
  • ・OS:Windows 11 Pro 64ビット
  • ・CPU:AMD Ryzen™ 7 9800X 3D プロセッサ
  • ・グラフィックス:NVIDIA® GeForce RTX™ 5080
  • ・メモリ:32GB
  • ・M.2 SSD:2TB(KIOXIA EXCERIA PRO G2 SSD)
  • ・マウス:G TUNEオリジナルワイヤレスゲーミングマウス
  • ・キーボード:G TUNEオリジナルラピッドトリガーキーボード
  • ・ヘッドセット:G TUNEゲーミングヘッドセット
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