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阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社 大﨑浩司さん、山口耕司さん
2020年4月に、阪急デザインシステムズと阪急アドエージェンシーが経営統合する形で設立された阪急阪神マーケティングソリューションズ。同社は、新たなスタートを切るにあたって、社用PCをマウスコンピューター製品に統一することを決断した。 選定の決め手となったのは、PC単体のコストやパフォーマンスのみに留まらないという。今回は、導入に携わった担当者のお二人に詳しく話をうかがった。
大阪府大阪市に本社がある阪急阪神マーケティングソリューションズ(hankyu hanshin marketing solutions、略してhhms:)は、都市交通、不動産、エンタテイメント、旅行、情報通信、国際輸送など幅広く事業を展開する阪急阪神ホールディングスグループの広告会社だ。グループの顧客接点を活かした交通広告事業やコミュニケーション、クリエイティブを中心に幅広くマーケティング支援事業を手掛けている。
hhms:では、フリーペーパーとWebメディアの両軸でエリア情報を発信する『TOKK』も制作・運営。
設立時の2020年当時、阪急阪神マーケティングソリューションズ社内には、複数メーカーの多様なモデルのPCが混在していた。メーカーごとに問い合わせ窓口が異なっているなど管理面におけるデメリットも多く、納期や修理などの見通しが利きにくい状況にあったという。「IT周りをわずか2名で担当していることもあって、複雑化した業務に苦戦していました」とエンゲージメント局 経営企画セクション テクニカルリーダーの山口耕司さんは振り返る。
エンゲージメント局 経営企画セクション テクニカルリーダー 山口耕司さん
もともと100台超あった社内のデスクトップPCをマウスコンピューターのノートPC「DAIVシリーズ」へとリプレイスすることを決断したのは、コロナ禍によるところも大きかった。言うまでもなく、社員が自宅からオンラインで業務に取り組む“テレワーク”の必要性が高まったからだ。「マウスコンピューターの製品を選定したのは、国内組立メーカーであり、業務用のPCとして価格とスペックのバランスが良かったからです」とエンゲージメント局 経営企画セクション セクションリーダーの大﨑浩司さんは語る。
エンゲージメント局 経営企画セクション セクションリーダーの大﨑浩司さん
阪急阪神ホールディングスグループのIT戦略・インフラを支えるアイテック阪急阪神が、すでにマウスコンピューター製品のユーザーとなっており、強化販売店(パートナー)となっていたことも決め手となった。グループ会社との強い結びつきに着目し、安定した供給やサービスが期待できると判断した形だ。IT関連業務を取り仕切る山口さんは次のように語る。
「製品の供給が迅速かつ確実であることも、マウスコンピューターの魅力だと思います。PCのスペックが随時更新されていくため、計画的導入や機種更新の見通しが立てやすいのも良いですね」(山口さん)
マウスコンピューターの導入によって、以前は多種多様だった使用PCのメーカーとモデルが統一され、端末の管理運用のコストが大きく削減された阪急阪神マーケティングソリューションズ。同時に、マウスコンピューターによるきめ細やかなアフターサポートも、同社の業務改善に寄与している。「専用の窓口と連携体制を構築していただいたことで、スムーズに業務が流れるようになりました」と山口さん。
「社内端末のメーカーを統一することで、修理依頼の申請書類など事務的な作業が削減されました。また修理コスト自体も有償修理費の単価が抑えられているので、バッテリー交換なども含めて、気軽に修理をお願い出来る様になりましたね。国内メーカーならではのサポート体制にも助けられています。マウスコンピューターさんのコールセンターは対応が非常に丁寧ですし、コールセンター窓口から修理セクションへ機材の状況伝達の連携もしっかりしている印象です」(山口さん)
オフィスにはワークステーション型「DAIV FW-X3N04」がずらりと並ぶ
現在、阪急阪神マーケティングソリューションズでは、主に3種類のマウスコンピューター製PCを業務に活用している。通常のオフィスPCは、ベーシックモデル「MousePro C4」シリーズ、そしてワークステーション型の「DAIVFW-X3N04」、さらにクリエイティブ業務を担当するディレクター陣は、DAIVシリーズの薄型ノート「DAIV Z4-I7I01SR-A」を利用している形だ。
その中でも山口さんが絶賛するのが、マウスコンピューターが誇るビジネス向けベーシックモデル「MousePro C4」シリーズ。インテルCore i5を搭載し、Wi-Fi 6Eに対応した14.0型エントリーモバイルノートPCだ。
山口さんの絶賛するMousePro C4-I5U01BK-B
「非常にバランスが良い製品だと思います。PC自体のコストパフォーマンスが高く、ライフタイムサイクルが長いのはもちろんなのですが、同時に筐体のデザインも含めて、常にブラッシュアップが続けられているのが良いですよね。例えば、以前は有線LANとの接続にアダプタが必要だったのですが、後に差し込み口が追加されています。おそらく法人利用されている企業から要望があり、マウスコンピューターに声が届いたのだと思います。とはいえ弊社に関して言えば、社員からの意見や要望は全くありません。『連絡がないのは良い知らせ』ということですよね」(山口さん)
一方、クリエイティブ用途のPCに対しては、2024年に、1kg未満の軽量ボディを誇るDAIVシリーズの薄型モデル「DAIV Z4-I7I01SR-A」が導入されるまで、少なからず思うところがあったようだ。
クリエイティブ用途の軽量ノートPC「DAIV Z4-I7I01SR-A」
「マウスコンピューターのラインアップの中でパワーのあるノートPCといえば、以前はゲーミングPCしかなかったんです。優れたモデルではあったものの、仕事に使う端末としては、バッテリー寿命や排熱性という点で課題があったように思います。また社内から『ゲーミングPCはボディが光るので、出先で使う時に気恥ずかしい』という声も聞こえてきましたね(笑)」(大﨑さん)
豊富なバリエーションを誇るマウスコンピューターの製品を利用している阪急阪神マーケティングソリューションズだが、導入モデルの幅はそれほど広くない。合理的に端末を管理運用するために、可能な限りモデル数を抑えたいと考えているからだ。そんな同社が、マウスコンピューター導入のメリットとして挙げるのが「BTO(=Build To Order)」と呼ばれるカスタマイズ・サービスだ。
「少人数で管理することを考えると、可能な限りPCは統一しておきたい。とはいえ用途によって、もう少しSSDやメモリを増やして欲しいという要望も出てきますよね。そういう時にモデルを変更することなく、部門ごとの業務内容に合わせて、気軽にスペックのカスタマイズができるのはありがたいです」(山口さん)
マウスコンピューターは、PCの性能のみならず、確実なデリバリーと手厚いサポートによって、阪急阪神マーケティングソリューションズの業務を強力にサポートしている。
「弊社の社員にとってマウスコンピューターは、テレワーク導入をはじめとする“働き方の変化”の象徴になっています。例えば、PCを持って会議室に入れるようになったのは大きかったですね。何気ない変化かもしれませんが、弊社の業務効率を改善してくれているのは確かです」(大﨑さん)
最も劇的な“変化”は、IT関連部門におけるロジスティックスの最適化に尽きるだろう。インタビューの終わりに山口さんは、深い実感を込めて語ってくれた。
「端末自体が安価であることに加えて、煩雑だったPCの管理運用に関わる業務が減ったことで、トータルコストを削減することが出来ました。端的に言って、非常に仕事が楽になりましたね。我々と同じく、情報システム部門を少人数で回している企業さんには、マウスコンピューターの導入をぜひおすすめしたいです」(山口さん)
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