各種プログラムの処理速度に関わる重要なパーツ
用途に合わせてカスタマイズ可能!

メモリ

メモリとは?

メモリ(memory)とは、RAM(Random Access Memory)とも呼ばれ、CPUとストレージの間でやりとりするデータやプログラムを一時的に保存する記憶装置です。メモリの容量が大きいほど、CPUがメモリ上のデータを一度に高速処理することができるため、パソコンの総合的なパフォーマンスが向上し、快適な動作が可能になります。

メモリ上の情報は頻繁に書き換えが生じるため、高速でアクセスできるようになっている一方、ストレージほど多くのデータを保存することはできません。またストレージとは異なり、電源をオフにするとメモリ内に保存されたデータは消えてしまいます。

メモリ容量=作業場

メモリは作業場の役割です。例えばデスクスペース。小さな机では道具や資料を十分に並べることができず、作業効率も悪くなりますが、大きな机なら効率的に作業を行うことができます。

同じように、メモリ容量が少ないと、例え高性能なCPUを搭載していても十分な性能を発揮できません。メモリ容量を増やすことで、CPUが必要なプログラムやデータの保存領域が増え、効率的に作業を行うことができるようになります。

メモリを増設するとどうなるの?

アプリケーションの動作が快適になります!

負荷の大きなアプリケーションを同時に使用する場合や、高解像度な画像編集、動画のエンコード、最新の3Dゲームなど、処理するデータ量が多い作業ほどメモリの容量は重要になります。

搭載メモリの容量が大きくなると、プログラムやアプリケーションの処理速度が向上し、より効率的に作業を行うことができるようになります。またOS自体の動作も快適になります。

逆に、動画編集をしたいのに容量の少ないメモリを選んでしまうなど、処理に必要なメモリが足りない状況下では、メモリより速度が遅いストレージにデータが保存されるため、処理速度・作業効率は大きく低下してしまいます。

デュアルチャネル / クアッドチャネルとは?

組み合わせで性能アップ

デュアルチャネルは、規格と容量が同じメモリを2枚1組で搭載し、2枚のメモリに同時にアクセスすることで、データの転送速度を向上させる技術です。

例えば、同じ8GBメモリを搭載している場合でも、8GB(8GB×1枚)と8GB(4GB×2枚)では、後者の方が転送速度は速くなります。

機種によっては、規格と容量が同じメモリを4枚1組で搭載することで、4枚のメモリに同時アクセスするクアッドチャネルという技術に対応しており、さらに転送速度を向上させています。また、メモリの搭載可能枚数も多いため、最大で128GBの大容量メモリの搭載が可能です。

※デュアルチャネル、クアッドチャネル動作には、対応するCPU、チップセットなどの組み合わせが必要となります。一部のモデルでは対応しない場合があります。

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