社員インタビュー
長野飯山工場/PC開発部 C.K.

会社経営に大きな影響を与える
可能性も含んだ大切な仕事です。

長野飯山工場/PC開発部 C.K.
入社3年目 新卒採用

マウスコンピューターで働くスタッフの現場の声、社員からのメッセージをお届けします。

※名前はイニシャルで表記しています。

安全規格や環境規制、ライセンス管理などを担当。

Q. 業務内容を教えてください。

私は開発部に所属していますが実際には製品の技術的な開発ではなく、安全規格や環境規制、ライセンス管理などを担当しています。具体的には電気用品安全法や電波法、政府や国の機関に納入する製品に関してはグリーン購入法など、製品販売の規定に適合しているかどうかの確認および証明書の発行、それに伴う各種届出を行なっています。
またパソコンの消費電力に関する数値を測定して基準値を越えないか、国際エネルギースタープログラム、省エネ法、ローズ(RoHS)指令などに沿った製品か否かをチェックします。
ライセンス管理は分かりやすい例だとHDMI規格の場合、出荷数に応じて管理会社に報告し使用料を支払いますが、そのための契約書の確認、定期的な集計などです。とはいえ私自身、法律に特別明るいというわけではなく、もちろん知識があればなおよいとは思いますが、周りの方に教えていただきながら今に至ります。

開発部という名前から、勝手に部品を組み立てる姿を想像していました。

いくら良い製品を製造していても色々な規制や決まりに違反していたら、結果として会社経営に大きな影響を与えてしまうので、一見地味ですが大切な仕事だと考えています。日々新しい規格が登場し、会社としては迅速に取り入れた製品を発売したくても法律に適していないものを世に出すことはできません。
物質規制も多く水銀や鉛を規定値以上使ってはいけませんし、認証されていない無線電波に関しても放出してはいけないという規制もあります。PCにリサイクルプラスチックが使用する必要があるなど、環境規制も年々厳しくなっていますが決まりに適合させ、製品を世に送り出すことは単純に嬉しいです。

Q. 入社を決めた理由は何ですか?

英語(TOEIC)とパソコンの資格(MOS)を持っていたので、それらのスキルを活かしたいというのが一番大きな理由です。(ちなみにTOEICは600点程度です)以前は飲食業界で働いており、調理師として居酒屋チェーンの厨房で料理を作っていました。その後、観光局を経て地元ということもあり、マウスコンピューターに入社しました。
※マウスコンピューターは長野県飯山市に製造工場があります。

Q. 前職とは全く異なる業界ですが、実際に働いてみて感じたことがあれば教えてください。

調理師時代は揚げ物をしながら炒め物をするなど、手際よくマルチタスクでやることが多かったので、そこは今の業務でも活かせている部分だと考えています。また「仕事に必要だから」という理由ではなく、自分から興味を持ち知識を蓄えていくことはこの業界では強みになると実感しました。同時に視野も広がったと思いますし、特に安全規格や環境規制に関しては、以前より何かを買う時に気にするようになりました。

未経験でも挑戦できる会社だと実感。

Q. 自分自身が成長したポイントは何ですか?

元々はあっさりとした性格でしたが、物事を多角的によく考えるようになりました。今後はもっとパソコンに関する知識を身につけたいです。例えば法律上だとCPUが「演算処理装置」と言い換えて表記されているので、パソコンの基本的な成り立ちや機能を把握することでより理解も深まり、業務に活かせるのではないかと考えています。

Q. Kさんにとってマウスコンピューターはどんな会社ですか?

周囲の足を引っ張らないよう自分で最低限の勉強をすることは必要ですが、私以外にも他業界から転職されている方も多いので、未経験でも挑戦できる会社だと実感しています。
仕事の進め方も最終的な到達点が見えていれば、自分のやり方で進めていくことができる部分があるのが良いです。またその人がきちんと考えたのであれば自由に意見を言いやすい雰囲気もありますので、柔軟性は高いと感じます。
残業管理も徹底されており休日に社内携帯を会社に置いていく人も多く、仕事とプライベートの区別がはっきりしている印象です。モチベーションにも直結するので、そこは非常に大きいです。

Q. 1日のスケジュールを教えてください。
  • 8:30
    出社
    始業、メールチェックなど
  • 9:00
    業務開始
    問い合わせ、証明書の発行依頼の確認など
  • 12:00
    お昼休憩
  • 13:00
    業務再開
    製品の調査やデータの集計作業など
  • 17:30
    退社
※内容は取材時のものです。
ほかの社員インタビューはこちら