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ChatGPTエージェントとは?できること・料金・使い方までまとめて解説

ChatGPTエージェントとは?できること・料金・使い方までまとめて解説

ChatGPTエージェントについて調べても、画面に「エージェントモード」が見当たらず、戸惑っていませんか。

ChatGPTエージェントは2025年7月に登場した機能です。OpenAIは現在、工程の多い作業には2026年7月9日に公開された「ChatGPT Work」を使うよう案内しています。

この記事では、ChatGPT Workでできること、対応プランと料金、使い方、必要なパソコン環境まで解説します。使い始める前の確認にお役立てください。

※ 2026年8月24日時点の情報となります。

 

ChatGPTエージェントとは

ChatGPTエージェントは、頼んだ作業をChatGPTが自分で進めてくれる機能です。

これまでのChatGPTは、質問に答えたり文章や画像を作ったりするのが中心でした。エージェントでは、作業そのものを任せられます。2025年7月に登場し、現在はその役割を「ChatGPT Work」が担っています。

・OpenAIが案内している2つの行き先

・ChatGPT Workが作業を進める仕組み

・人が確認しながら進める仕組み

それぞれ見ていきます。

OpenAIが案内している2つの行き先

OpenAIは、ChatGPTエージェントを調べた人に向けて2つの行き先を案内しています。

1つは、工程の多い作業と成果物の作成です。OpenAIの公式ヘルプは、この用途にChatGPT Workを使うよう案内しています。

もう1つは、Webサイトの操作です。こちらはWorkの中の「クラウドブラウザ」が担当します。

クラウドブラウザで操作できるのは公開されているページだけです。サイトへのログインや決済はできません。ログインが必要な作業は、パソコン版アプリの内蔵ブラウザが担当します。

ChatGPT Workが作業を進める仕組み

ChatGPT Workは、使う環境によって作業の場所が変わります。

WebやスマートフォンからWorkに指示を出すと、処理はOpenAI側のクラウドで動きます。利用者のパソコンが直接操作されることはありません。連携したアプリやファイルを横断して情報を集め、調査や分析を進めます。

パソコン版のアプリでは、クラウドでの実行と、手元のパソコンでの実行を使い分けられます。手元で実行する場合は、許可した範囲でファイルやデスクトップアプリも扱えます。

例えば、競合3社を調べて比較資料にまとめる、といった依頼ができます。情報を集めるところから資料の形に整えるところまで、ひと続きで任せられます。

人が確認しながら進める仕組み

ChatGPT Workは、利用者が内容を確かめながら進められるように作られています。

作業中は進み具合を画面で追えます。ChatGPTから質問が返ってきたら答えたり、進め方を変えたりできます。

取り消しにくい操作の前には、ChatGPTが確認を求めます。公開フォームからの問い合わせなど、相手に届いてしまう操作が当てはまります。実行するかどうかを決めるのは利用者です。

指示を出して放置するのではなく、要所で目を通しながら使う機能だと考えてください。

ChatGPT Workと他の機能との違い

ChatGPT Workと似た機能は、任せる作業の種類で分かれています。名前が近いため混同されやすく、まずは表で全体を整理します。

機能 位置づけ 主な用途 使えるプラン
Chat 会話 質問、相談、アイデア出し すべてのプラン(無料版は上限あり)
Work エージェント 調査、資料や分析の作成 すべてのプラン(無料版・Goはパソコン版で制限付き)
Codex 開発向けエージェント コードの作成、修正、テスト すべてのプラン(無料版・Goは上限あり)
ワークスペースエージェント 自分で作るエージェント 繰り返す業務の共有と自動化 Business・Enterprise

このなかでも押さえておきたいのは、次の3点です。

・通常のChatとの違い

・Codexとの違い

・ワークスペースエージェントとの違い

それぞれ見ていきます。

通常のChatとの違い

違いは、作業の規模と、成果物が残るかどうかです。

Chatは、質問への回答や短い相談に向いています。調べたいことを聞く、アイデアを出す、といった使い方です。答えは会話の形で返ってきます。

Workは、工程の多い作業を最後まで進める役割です。複数の情報源を調べ、分析し、資料の形にまとめるところまでをひと続きで任せられます。

使える範囲も違います。Chatはすべてのプランで使えます。Workも全プランが対象ですが、無料版とGoではパソコン版アプリでの制限付き利用に限られます。Web版やスマートフォンで使うには、Plus以上が必要です。

会話で済む用件はChat、成果物が欲しいときはWorkと考えると迷いません。

Codexとの違い

違いは、対象がプログラミングかどうかです。

Codexは、ソフトウェア開発のための機能です。コードを書く、動かない箇所を直す、テストを実行する、変更内容を確認するといった作業を担当します。プログラミングをしないなら、選ぶ必要はありません。

Workは、調査や資料作成といった業務を担当します。

ただし無関係ではありません。CodexとWorkは同じ利用枠を消費します。Codexで大きな作業を回すと、その分Workに使える枠が減ります。

なお、ChatGPTのWeb版やスマートフォンアプリの中では、Codexを選ぶ項目がありません。Codexにはパソコン版アプリのほか、専用のWeb版やコマンドライン版など、別の入口が用意されています。

ワークスペースエージェントとの違い

違いは、自分で動かすか、作ってチームで共有するかです。

Workは、その都度自分で指示を出して動かします。決まった時間に繰り返す設定もできますが、動かすのは自分のアカウントです。

ワークスペースエージェントは、手順や使うツールをあらかじめ設定した「エージェント」そのものを作る機能です。画面左側の「Agents」から、テンプレートを選ぶか一から作成します。作ったエージェントはチームに共有でき、Slackから呼び出したり、APIを使って外部のシステムから起動したりもできます。

OpenAIは、BusinessとEnterpriseのワークスペース向けの機能として案内しています。個人向けのプランを使っている場合は、Workで進める形になります。

ChatGPT Workでできること

ChatGPT Workに任せられるのは、調べる作業と、成果物を作る作業です。Web上の情報だけでなく、連携したアプリや手元のファイルも使えます。

できることは、大きく次の5つです。

・調査と分析

・クラウドブラウザによるWeb操作

・資料・スプレッドシートの作成

・Sitesの作成

・定期タスクと変化の監視

それぞれ見ていきます。

調査と分析

ChatGPT Workは、複数の情報源をまたいで調べ、内容を整理します。

参照できるのはWeb上の情報だけではありません。連携したアプリにある情報も含めて分析します。アップロードしたファイルも同じように扱えます。

例えば、アンケートの回答をスプレッドシートで分析させて、共通するテーマや未解決の項目を抽出する、といった使い方ができます。

プロジェクト機能を使うと、関連する会話とファイル、指示をひとまとめにしておけます。

クラウドブラウザによるWeb操作

ChatGPT Workは、公開されているWebサイトを操作して情報を集められます。

この機能は「クラウドブラウザ」と呼ばれます。連携したアプリだけでは終わらない作業のときに使われます。ページを見て回り、対応している入力欄に情報を入れることもできます。

例えば、飲食店の空き状況を調べる、近くの店舗に在庫があるか確認する、公開されている問い合わせフォームから見積もりを依頼する、といった作業に向いています。

ただし制限があります。サイトへのログインと決済はできません。パスワードの入力や自動入力も使えません。ログインが必要な場面まで進むと、そこで作業は止まります。

CAPTCHAが表示されたときや、自動での操作が拒否されたときも、途中で止まることがあります。ログインが必要な作業は、パソコン版アプリの内蔵ブラウザが担当します。

利用できるのは、対応地域の有料プランです。無料版とGoは対象外です。

資料・スプレッドシートの作成

ChatGPT Workは、調べた内容を成果物の形にまとめます。

作れるのは、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション資料、レポートです。テンプレートや指定した形式に合わせて作成することもできます。

例えば、計画をまとめた資料を渡して、担当者を割り当てた進捗管理表を作らせる、といった依頼ができます。調べる作業と作る作業を分けずに、ひと続きで任せられる点が特徴です。

パソコン版のアプリでは、手元のファイルを読み込ませることもできます。利用できるかどうかは、契約プランとワークスペースの設定によります。

 

 

Sitesの作成

ChatGPT Workは、共有できるWebページも作れます。

「Sites」と呼ばれる機能です。ダッシュボード、プロジェクトの進捗表、予定表、社内向けのポータル、レポートなどを作れます。

作った内容はChatGPT上でプレビューを確認してから公開します。情報が変わったときは、そのまま更新できます。

Sitesは公開ベータの段階です。利用できるのは、対応地域の有料プランです。無料版とGoは対象外で、欧州経済領域、スイス、英国では提供されていません。

定期タスクと変化の監視

ChatGPT Workは、決まったタイミングで作業を繰り返せます。

設定できるのは、1回だけの実行、毎日や毎週などの繰り返し、条件を満たしたときの実行です。指定した情報の変化を監視させて、報告する価値がある変化があったときだけ知らせる、という使い方もできます。

例えば、毎週月曜の朝に前週の実績をまとめさせる、といった使い方です。席を外している間も作業は進み、結果はあとから確認できます。

制約もあります。タスクは1時間に1回より短い間隔では実行できません。同時に設定できる件数にはプランごとの上限があります。長く動きのないタスクは、自動的に一時停止することがあります。

ChatGPT Workの対応プランと利用枠

ChatGPT Workの利用枠は、回数ではなく作業量で決まります。

Workが消費するのは「エージェント利用枠」と呼ばれる枠です。CodexやExcelの拡張機能なども、同じ枠から消費します。

消費する量は、作業の規模や複雑さのほか、使うモデル、クラウドで動かすか手元で動かすかによっても変わります。そのため「月に何回まで」という決まった回数はありません。枠は5時間ごとの区切りと、週単位の区切りで管理されます。

プラン 月額 ChatGPT Workが使える範囲
無料版 $0 パソコン版アプリのみ・制限あり
Go $8 パソコン版アプリのみ・制限あり
Plus $20 パソコン版・Web・スマートフォン
Pro $100〜 左記に加えて利用量が5倍または20倍
Business・Enterprise 1人あたりの月額 管理者の設定による

※料金は米ドル表示です。2026年8月時点の情報です。

プランごとの違いは、次の4つです。

・無料版・Go

・Plus

・Pro

・Business・Enterprise

それぞれ見ていきます。

無料版・Go

無料版とGoでは、ChatGPT Workの使える範囲が同じです。

どちらもパソコン版アプリでのみ、制限付きで利用できます。WebブラウザやスマートフォンのアプリからWorkを開くことはできません。料金は無料版が0ドル、Goが月8ドルです。

Goでは、メッセージ数やアップロード数、画像生成の上限が無料版より広がります。ただしWorkの利用条件について、公式ページの記載は無料版と同じです。

使えない機能もあります。公開サイトを操作するCloud browserと、Webページを作るSitesは、どちらのプランも対象外です。

まず試したい場合は、パソコンにChatGPTのアプリを入れるところから始めます。

Plus

Plusは月20ドルで、ChatGPT Workをパソコン版、Web、スマートフォンのすべてで使えます。

Web版やスマートフォンでWorkを使いたい場合、ここが最初の選択肢になります。プロジェクトやスケジュールタスク、カスタムGPTも利用できます。Cloud browserとSitesも対象に入ります。

利用枠を使い切ったときは、一部の利用者はクレジットを追加して続けられます。追加できない場合は、上位プランに変えるか、枠が回復するのを待つことになります。

なお、機能の提供は地域やアカウントによって段階的に広がります。表示されない機能があっても、あとから追加される場合があります。

Pro

Proは月100ドルからで、利用量が大きく広がります。

OpenAIはProの利用量を、5倍または20倍に拡大すると案内しています。長い作業を何本も並行させる使い方に向きます。

Codexで扱えるタスク数も最大になります。調査や資料作成を仕事の中心に置く場合の選択肢です。

個人で使う場合は、まずPlusで足りるかどうかを確かめてから検討して問題ありません。

Business・Enterprise

BusinessとEnterpriseは、チームで使うためのプランです。

料金は1人あたりの月額制で、2名から契約できます。Businessには月額と年額、Enterpriseには年額のプランが用意されています。Enterpriseの詳しい条件は、OpenAIの営業担当への問い合わせが必要です。

この2つのプランでは、利用枠を使い切ったときにクレジットを追加購入できます。

Workを使えるかどうかは管理者が設定します。クラウドでの実行と、手元のパソコンでの実行を別々に許可する仕組みです。使えないときは、社内の管理者に確認してください。

ChatGPT Workの使い方

ChatGPT Workを使う手順は、画面を切り替えて、作りたいものを伝えるところから始まります。

流れは、次の3つに分かれます。

・ChatとWorkを切り替える

・成果物を指定して依頼する

・計画を確認してから実行する

それぞれ見ていきます。

ChatとWorkを切り替える

ChatGPT Workは、画面上部の切り替えから始めます。

Web版とスマートフォンアプリでは、画面上部にある「Chat」と「Work」の表示からWorkを選びます。パソコン版アプリの場合は、左上のメニューで「ChatGPT」を選んでから、上部の切り替えでWorkにします。

切り替えたら、新しいチャットを始めるか、既存のプロジェクトを開きます。プロジェクトから始めると、そこに入れてある資料や指示を前提として作業が進みます。

パソコン版アプリでは、ChatとWorkの会話が履歴の一覧にまとめて表示されます。あとから絞り込んで探せます。

成果物を指定して依頼する

依頼するときは、作業内容ではなく、欲しい成果物を伝えます。

「調べて」ではなく「調べて比較表にまとめて」と書くほうが、意図に近い結果になります。あわせて、使ってほしいファイル、守ってほしい条件、確認してほしい観点を渡します。

例えば「この計画書をもとに進捗管理表を作り、担当者を割り当てて」といった形です。参照させたい資料があれば、依頼と一緒に添付します。

結果を受け取ったあとは、同じチャットの中で修正や追加の作業を頼めます。

計画を確認してから実行する

ChatGPT Workには、作業を始める前に進め方を確認できるモードがあります。

「プランモード」と呼ばれる機能です。このモードでは、ChatGPTが必要な情報を集め、足りない部分は質問し、手順ごとの計画を作ります。

計画の内容を見てから、そのまま承認するか、変更を提案するかを選べます。

常にこのモードで動くわけではありません。方向性が違うまま長い作業が進むと、やり直しに時間がかかります。工程の多い依頼をするときは、計画を先に見せてもらう形で始めると無駄が減ります。

ChatGPTエージェントが見つからないときの対処法

「エージェントモード」という項目は、現在のChatGPTの画面にはありません。OpenAIは工程の多い作業にChatGPT Workを使うよう案内しており、探す場所そのものが変わっています。

Workも見つからないときは、次の4つを上から順に確認します。

・画面上部の切り替えを確認する

・アプリの世代を確認する

・契約プランと利用枠を確認する

・組織の管理者設定を確認する

それぞれ見ていきます。

画面上部の切り替えを確認する

まず、画面上部に「Work」の表示があるかを確認します。

現在のChatGPTは「Chat」と「Work」を切り替える形になっています。エージェントモードという項目を探しても見つからないのは、この切り替えに置き換わったためです。

Chatのままでは、工程の多い作業を任せる画面になりません。表示があるのに気づいていなかった、というケースが多くを占めます。

表示があれば、機能は使える状態です。切り替えればそのまま使い始められます。

アプリの世代を確認する

パソコン版アプリを使っている場合は、アプリが新しい版かを確認します。

以前のデスクトップアプリは「ChatGPT Classic」として残る場合があります。WorkとCodexは、新しいアプリでしか使えません。

以前のアプリを開いているときは、アプリ内の案内から新しい版に移行できます。

なお、機能は地域やアカウントごとに順次提供されます。新しいアプリでも表示されない場合は、提供を待つことになります。

契約プランと利用枠を確認する

Workの表示が出ないときは、契約プランを確認します。

無料版とGoでは、Workはパソコン版アプリでしか使えません。WebブラウザやスマートフォンのアプリからWorkを開こうとしても、選択肢が現れません。Web版やスマートフォンで使いたい場合は、Plus以上のプランが必要です。

利用枠を使い切っている可能性もあります。設定画面から、現在の使用状況を確認できます。

枠が原因の場合は、回復を待つか、クレジットを追加するか、上位プランに変えるかを選ぶことになります。

組織の管理者設定を確認する

会社や学校のアカウントを使っている場合は、管理者の設定が関係します。

BusinessやEnterpriseのワークスペースでは、メンバーごとにWorkを使えるかどうかを管理者が決めます。クラウドでの実行と、手元のパソコンでの実行は、別々に設定されます。

使えない状態になっているときは、その旨が画面に表示され、管理者へ利用を申請できます。

自分の操作で解決しないときは、社内の管理者に問い合わせてください。個人向けのプランでこの状況になることはありません。

ChatGPT Workに適したPC環境

ChatGPT Workは、Plus以上のプランならWebブラウザやスマートフォンアプリからも使えます。処理の多くはクラウド側で行われるため、極端に高性能なパソコンは必要ありません。

パソコンが必要になるのは2つの場合です。無料版とGoを使っている場合と、ログインが必要なサイト操作など、一部の作業を任せたい場合です。

確認しておきたいのは、次の3点です。

・パソコン版アプリでしかできない作業

・アプリの対応OSと世代

・ネットワーク回線

それぞれ見ていきます。

パソコン版アプリでしかできない作業

ログインが必要なサイトを扱う作業は、パソコン版アプリでしかできません。

パソコン版には「内蔵ブラウザ」が備わっています。ChatGPTと同じ画面を見ながら、サイトへのサインイン、ファイルのダウンロード、複数のタブをまたぐ操作ができます。パスワードはチャットではなく、このブラウザに直接入力します。

クラウドで動くCloud browserは、公開ページの操作に限られます。ログインが必要な場面まで進むと止まります。

このほか、手元のファイルやデスクトップアプリを使った作業、音声での指示も、パソコン版アプリの機能です。

アプリの対応OSと世代

パソコン版のChatGPTアプリは、WindowsとmacOSに対応しています。

注意したいのは、アプリの世代です。以前のデスクトップアプリは「ChatGPT Classic」として残る場合があります。ChatGPT Classicもモデルの更新や修正は受け取れますが、WorkとCodexは新しいアプリの機能です。

無料版とGoの場合、Workを使う手段はパソコン版アプリだけになります。

ネットワーク回線

Workの処理はクラウド上で行われるため、回線の品質が使い心地を左右します。

指示も結果も、インターネットを経由してやり取りします。Cloud browserも、OpenAI側のリモートブラウザで動きます。手元の性能ではなく、通信の安定性が効いてくる部分です。

クラウドで実行した作業は、パソコン、Web、スマートフォンの間で同期されます。パソコン内で完結させた作業は、そのパソコンに残ります。

オフィスでは有線接続や安定したWi-Fi、在宅では回線速度を事前に確認しておくと、待ち時間を減らせます。

ChatGPT Work利用時の注意点

ChatGPT Workは、外部のサイトやアプリとつながって動きます。便利な反面、任せきりにすると困る場面もあります。

気をつけたいのは、次の3つです。

・外部の情報に紛れた指示に注意する

・連携アプリは必要な分だけにする

・出力をそのまま使わない

それぞれ見ていきます。

外部の情報に紛れた指示に注意する

ChatGPT Workが読み込むWebページやファイルに、ChatGPT向けの指示が仕込まれていることがあります。

「プロンプトインジェクション」と呼ばれる手口です。ChatGPTがその指示に従うと、意図しない動きや誤った回答につながる恐れがあります。OpenAIは現時点で大きなリスクではないとしたうえで、手口が巧妙になれば影響が広がる可能性もあると説明しています。

備えは4つあります。依頼の範囲を具体的に絞ること、アクセスを許可するサイトを確認すること、連携アプリの権限を必要な分に限ること、重要な操作の前に内容を確かめることです。おかしな動きに気づいたら、その場で作業を止めてください。

情報の持ち出しを抑える「Lockdown Mode」という設定も用意されています。ただし、この設定でもすべてを防げるわけではありません。

連携アプリは必要な分だけにする

連携するアプリを増やすほど、ChatGPTが触れられる情報の範囲が広がります。

初期設定では、アプリからの読み取りは確認なしで行われます。確認が入るのは、メールの送信や内容の削除、購入、共有設定の変更など、影響の大きい操作のときだけです。

今の作業に必要なアプリだけをつないでおくと、範囲を狭められます。確認を求めるタイミングを、アプリごとに厳しくすることもできます。

使わなくなったアプリは接続を解除してください。確認のタイミングを変えるだけでは、アクセスできる範囲そのものは変わりません。

出力をそのまま使わない

ChatGPT Workの成果物は、確認してから使います。

OpenAIも、結果と情報源を確かめてから利用するよう案内しています。実行前に確認を求められたときは、対象のサイト、相手先、金額や日付、これから行われる操作の内容を見てください。

内容に誤りが混ざる恐れは残ります。読み込んだファイルやWebページの影響で、回答の正確さが変わることもあります。

社外に出す資料やメール、数値を扱う報告書では、人が最後に目を通す流れを決めておくと安心です。

ChatGPTエージェントに関するよくある質問

ChatGPTエージェントについて、検索でよく調べられている質問をまとめました。

Q. ChatGPTエージェントは無料で使えますか?
  • A.無料版でも、パソコン版アプリでChatGPT Workを制限付きで使えます。WebブラウザやスマートフォンからWorkを使うには、Plus以上のプランが必要です。

 

Q. エージェントモードはどこにありますか?
  • A.現在のChatGPTに「エージェントモード」という項目はありません。画面上部の「Chat」と「Work」の切り替えから、Workを選んでください。

 

Q. ChatGPTエージェントは何ができますか?
  • A.調査と分析、資料やスプレッドシートの作成、Sitesの作成、定期実行と変化の監視ができます。公開されているWebサイトを操作して情報を集めることも可能です。

 

Q. 通常のChatGPTと何が違いますか?
  • A.Chatは質問への回答や短い相談、Workは工程の多い作業と成果物の作成を担当します。画面上部の切り替えで使い分けます。

 

Q. ChatGPT Atlasはどうなりましたか?
  • A.2026年8月9日をもって提供を終了しました。ブラウザでの作業は、ChatGPTのデスクトップアプリやChrome拡張機能に引き継がれています。

まとめ|ChatGPT Workは小さな仕事から任せてみよう

ChatGPT Workを使い始めるときに大切なのは、最初から大きな作業を任せないことです。長い工程を丸ごと預けると、どこで判断がずれたのかわからず、確認に時間がかかります。

まずは、自分がすでに手作業でやっている仕事を1つ選んでください。競合の料金を調べる、議事録から決定事項を抜き出す、といった小さな単位です。出てきた結果を自分の作業と比べれば、任せられる範囲と、まだ人がやるべき範囲が見えてきます。

任せられる仕事が見つかったら、定期タスクとして繰り返す形にしていきます。毎週決まった時間に走らせておけば、机に向かう前に材料がそろっている状態を作れます。浮いた時間は、調べることではなく決めることに使えます。