インターネット接続には、WiFiと有線LANの2つの方法があります。WiFiは配線不要で手軽に使える一方、有線LANは安定した高速通信ができるところが特徴です。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、用途や目的に応じて選択することが大切です。たとえば、スマートフォンやタブレットを使う場合はWiFiが便利ですが、オンラインゲームや動画配信には有線LANがよいでしょう。
この記事では、WiFiと有線LANの基本的な違いや必要な機器の選び方、パソコンへの接続方法について詳しく解説します。
※ 製品の情報や価格は2026年1月17日時点の情報となります。
- WiFi・有線LANとは?
- WiFi・有線LANのメリット・デメリット
- WiFiと有線LANどっちがよい?
- WiFi・有線LANを使うために必要なもの
- パソコンにWiFi・有線LANを接続する方法【Windows 11】
- パソコンのWiFi化・有線化は簡単!
- WiFi・有線LANの併用も便利
- WiFi・有線接続に対応したマウスコンピューターのおすすめパソコン
- まとめ:WiFi・有線LAN接続は目的に合わせて使い分けよう!
WiFi・有線LANとは?
まずは、WiFiと有線LANの特徴、それぞれの違いについて解説します。
WiFiとは
WiFiはLANケーブルを使わず、電波でインターネットに接続する無線LANの国際標準規格です。正確には、IEEE 802.11という規格に準拠した製品のブランド名を指します。
Wi-Fi Allianceという業界団体が認証した製品であり、メーカーや製品の違いを意識せずに利用できるところが特徴です。
電波が届く範囲内であれば、リビングや寝室、庭など、どこでもインターネットに接続できます。スマートフォンやパソコン、タブレット、ゲーム機など、さまざまな機器で利用できる便利な接続方式です。
有線LANとは
有線LANは、物理的にLANケーブルを使って端末を接続する方式です。LANとはLocal Area Networkの略で、会社・学校・家庭内など限定された場所で接続できるネットワークを指します。
モデムやルーターから各デバイスにLANケーブルをつなぎ、通信を行う点が特徴です。有線LANの通信方式は送信と受信が同時に行われる全二重通信であり、安定した高速通信を実現できます。
主に、デスクトップパソコンやゲーム機などの据え置き型機器で使用されます。
WiFiと有線LANの違い
WiFiと有線LANの主な違いは、接続方法や通信速度です。WiFiが電波で無線接続するのに対し、有線LANはLANケーブルを使って物理的に接続します。
有線LANは通信速度が速く、安定性にも優れています。また、物理的に接続された機器のみがアクセスできるため、外部から不正アクセスされるリスクが低いのも異なる点です。
一方、WiFiは移動しながら使用できるため利便性が高く、一般的な用途で十分な通信速度を確保できます。
WiFi・有線LANのメリット・デメリット
WiFiと有線LANには、それぞれ優れた点もあれば、課題点もあります。ここでは、各接続方式のメリット・デメリットについて解説します。
WiFiのメリットは手軽さ
WiFiのメリットは、次のとおりです。
LANケーブルが不要で配線がすっきりする
電波が届く範囲内であれば家のどこでもインターネット接続ができる
複数台の機器を同時に接続できる
スマートフォンのデータプランの通信容量を節約できる
WiFiは配線が不要なため、複数台を接続する場合でも配線のわずらわしさがありません。電波が届く範囲内であれば、移動しながらパソコンやスマートフォンを使用できます。
また、パソコン・ゲーム機・スマートフォンなど、家族で複数台を使用している場合でも、1台のルーターで対応できます。WiFi接続を活用することで、スマートフォンのデータ通信量を抑えられるため、通信費削減にもつながるでしょう。
WiFiのデメリットは通信の不安定さ
WiFiのデメリットは、次のとおりです。
データの送受信速度が低下することがある
電波干渉により通信が不安定になりやすい
セキュリティ対策がされていないと、通信内容が傍受される恐れがある
WiFiは、有線LANに比べてデータの通信速度が低下しやすい点がデメリットです。また、電波を利用するため、壁や天井などの障害物に弱い傾向があります。電子レンジやBluetoothなどの2.4GHz帯の電波が干渉すると、電波が弱まったり通信が不安定になったりすることもあるでしょう。
さらに、暗号化などのセキュリティ対策を施さなければ、通信内容の傍受や改ざんのリスクがあるため注意が必要です。
有線LANのメリットは速度の早さ
有線LANのメリットは、次のとおりです。
高速なデータ転送ができる
電波干渉の影響を受けないため接続が安定している
不正アクセスのリスクが低い
LANハブで分岐することで接続端末を増やせる
設定が比較的簡単にできる
有線LANは大容量ファイルの扱いに優れており、4K動画のストリーミングや動画編集などもスムーズにできます。物理的に接続するので信号の干渉が少なく、安定した通信環境を実現できるのもメリットです。
通信が傍受される恐れも低いため、セキュリティ面も安心して利用できるでしょう。また、LANハブで接続台数を増やしても、それほど通信速度が変わらないのも魅力です。設定は、LANケーブルをルーターとパソコンのLANポートに差し込むだけで完了します。
有線LANのデメリットはケーブルの煩雑さ
有線LANのデメリットは、次のとおりです。
物理的にLANケーブルをつないでいく必要がある
各端末までケーブルを配線する手間がかかる
配線が多く見栄えが悪くなる
ケーブルの届く範囲でしか作業できない
有線LANは、ケーブルが接続できるようなレイアウトにする必要があります。長いケーブルを購入すれば離れた位置でも接続できますが、配線作業に手間がかかります。
また、複数台で使用する場合、配線が邪魔になることもあるでしょう。ケーブルの届く範囲でしか作業できないため、好きな場所に移動してインターネットを楽しむことができないのもデメリットです。
WiFiと有線LANどっちがよい?
WiFiと有線LANは、双方の特徴や用途を考慮して選択しましょう。ここでは、WiFi・有線LANそれぞれがよい用途について解説します。
WiFiのほうがよい用途
WiFiのほうがよい用途や環境は、次のとおりです。
スマートフォンやタブレットなども使う
家のさまざまな場所でインターネットを使う
複数台の機器を同時に接続する
賃貸住宅で配線工事ができない
見栄えを重視する
SNSや動画視聴、Webブラウジングなど一般的な用途に使う
WiFiは移動しながら使えるため、スマートフォンやタブレットを利用する方に向いています。また、賃貸住宅で配線工事ができない環境や、インテリアの見栄えを重視する方にもおすすめです。一般的なエンタメや事務作業、クリエイティブ作業であれば、WiFiで十分快適に利用できるでしょう。
有線LANのほうがよい用途
有線LANのほうがよい用途や環境は、次のとおりです。
オンラインゲームや動画配信などに使う
テレワークやオンライン会議などに使う
4K・8K動画のストリーミングや画像・動画編集などに使う
デスクトップパソコンなど移動させない機器に使う
セキュリティを重視する環境や金融取引などに使う
有線LANは、ラグや接続の途切れを防ぎたいオンラインゲームや動画配信に向いています。また、テレワークやオンライン会議のように、通信が途切れると業務に支障をきたす用途にも有線LANがおすすめです。
クラウドを使用した画像・動画編集など、大容量データを扱う作業でも有線LANのほうが快適に利用できます。デスクトップパソコンのように移動させない機器であれば、配線の煩雑さも気になりません。
WiFi・有線LANを使うために必要なもの
WiFiと有線LANを使用するには、ルーターが必要です。WiFi接続の場合はルーターがあればインターネットに接続できますが、有線LAN接続にはルーターに加えてLANケーブルも必要になります。
ルーターは通信規格や対応する間取り・接続台数などによって性能が異なるため、使用環境に合った製品を選ぶことが重要です。
LANケーブルも、カテゴリや形状によって通信速度や使い勝手が変わります。ここでは、ルーターとLANケーブルを選ぶときのポイントについて解説します。
ルーターを選ぶときのポイント
ルーターを選ぶ際は、次のポイントを確認しましょう。
通信規格
対応する間取り
同時接続できる台数
搭載機能
セキュリティ規格
通信規格には、Wi-Fi 6・Wi-Fi 6E・Wi-Fi 7などがあります。新しい規格ほど通信速度が速く安定性も高いため、接続する機器が対応しているもっとも新しい規格に合わせて選びましょう。
また、住んでいる間取りに合った製品を選ぶことも大切です。メーカーが提示する目安は家の中心に設置する想定なので、実際より少し広めの間取りに対応した製品がおすすめです。
同時に接続する機器の台数も確認し、接続台数の上限に余裕があるルーターを選びましょう。さらに、電波を集中させるビームフォーミングや複数接続時の速度低下を抑制するMU-MIMO、より広範囲をカバーするメッシュWiFiなど、ほしい機能を搭載しているかも確認します。セキュリティ規格は、WPA3などの新しい規格に対応している製品を選びましょう。
LANケーブルを選ぶときのポイント
LANケーブルは、カテゴリによって通信速度と伝送帯域が異なります。契約しているインターネット回線の速度や、使用環境に合ったカテゴリを選ぶことが重要です。主なカテゴリの仕様は、次のとおりです。
| カテゴリ | 伝送帯域 | 最大通信速度 |
|---|---|---|
| CAT5e | 100MHz | 1Gbps |
| CAT6 | 250MHz | 1Gbps |
| CAT6A | 500MHz | 10Gbps |
| CAT7 | 600MHz | 10Gbps |
| CAT8 | 2000MHz | 40Gbps |
ケーブルの形状は、使用環境に合わせて選びます。家具の隙間に通したい場合はフラットタイプやスリムタイプがよいですが、強度はスタンダードタイプに劣ります。
ケーブルの長さは接続したい機器の場所から測定し、必要な長さに数十cm余裕を持たせて選びましょう。ケーブルが短すぎると張り詰めてしまい、ふとした拍子に抜けやすくなります。
パソコンにWiFi・有線LANを接続する方法【Windows 11】
必要な機器を揃えたら、実際に接続してみましょう。ここでは、パソコンにWiFi・有線LANを接続する方法について解説します。
WiFiの接続方法
Windows 11を搭載したパソコンにWiFi接続する手順は、次のとおりです。
タスクバー右側のネットワークアイコンをクリックする
利用できるネットワーク一覧から接続したいSSID(ネットワーク名)を選択する
接続ボタンをクリックしてパスワード(暗号化キー)を入力する
接続が完了したら、インターネットに接続できているか確認する
ルーターに記載されているSSIDとパスワードを事前に確認しておくと、スムーズに接続できます。
有線LANの接続方法
パソコンに有線LANで接続する手順は、次のとおりです。
- LANケーブルの一方を、ルーターのLANポートに差し込む
- LANケーブルのもう一方を、パソコンのLANポートに差し込む
- 接続が完了すると自動的にインターネットに接続される
- 接続できているか確認する
LANケーブルの一方を、ルーターのLANポートに差し込む
LANケーブルのもう一方を、パソコンのLANポートに差し込む
接続が完了すると自動的にインターネットに接続される
接続できているか確認する
LANケーブルを差し込む際は、カチッと音がするまでしっかり押し込むことが大切です。
パソコンのWiFi化・有線化は簡単!
WiFiを搭載していないデスクトップパソコンでWiFiを使いたい場合は、USB接続のWiFi子機やPCI Express接続の無線LANカードを追加することでWiFi化できます。USB接続のWiFi子機はパソコンのUSBポートに差し込むだけで使用でき、取り外しも簡単です。
LANポートを搭載していないノートパソコンで有線接続をしたい場合は、有線LANアダプタを購入すればUSB経由で有線LAN接続ができるようになります。
WiFi・有線LANの併用も便利
1台のパソコンで有線LANとWiFiを同時に接続した場合、用途や状況に応じて切り替えることができます。
たとえば、通常は有線LANで接続して安定した高速通信を利用し、会議室や別の部屋に移動する際にはWiFiに切り替えることで、場所に応じた最適なインターネット通信ができます。
有線LAN接続中でもWiFi機能を有効にしておくことで、LANケーブルが抜けたり通信が途切れたりした際に自動でWiFiに切り替わります。WiFi接続時にLANケーブルを接続した際も、自動で切り替わるため便利です。
マウスコンピューターでは、デスクトップパソコンを購入する際にBTO(Build To Order)で無線LANを選択できる場合があるため、購入時に確認しましょう。
WiFi・有線接続に対応したマウスコンピューターのおすすめパソコン
マウスコンピューターは、注文時にスペックをカスタマイズできるBTOに対応しています。ここからは、マウスコンピューターのおすすめパソコンをご紹介します。
※ 製品の情報や価格は2026年1月17日時点の情報となります。
マウスコンピューターでパソコンを購入する際は、「構成のカスタマイズ」画面で「無線LAN」の項目を必ず確認しましょう。
ノートパソコンの場合は、無線LANが標準搭載されている機種がほとんどですが、 デスクトップ型パソコンでは、機種によって標準搭載か、カスタマイズでの追加が必要かが分かれます。
また、有線LANのみを使用する場合でも注意が必要です。無線LANを搭載していないと、Bluetoothも使用できないため、ワイヤレスマウスやキーボードが使えないケースがあります。
1. WiFi 6に対応した「mouse X4-I5U01SR-A」
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125U |
| グラフィックス | インテル® グラフィックス |
| メモリ標準容量 | 16GB (オンボード16GB) |
| M.2 SSD | 256GB (NVMe) |
| パネル | 14型 広視野角液晶パネル (ノングレア / 60Hz対応 / アスペクト比16:10) |
| 通常価格 (税込) |
139,800円 |
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mouse X4-I5U01SR-A
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「mouse X4-I5U01SR-A」は、WiFi 6に対応した14型ノートパソコンです。薄さ約15mm、軽さ約1.09kgの薄型軽量モデルとなっており、通勤・通学で持ち運ぶ際の負担を軽減できます。
また、AI機能を効率的に処理できるNPUを内蔵した、Intel® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125Uを搭載。対応したAIツールを、省電力で利用できます。
さらに、プライバシーシャッター付きの100万画素Webカメラを搭載しており、オンラインミーティングも快適です。WiFi接続で作業をする、モバイルワークにおすすめのノートパソコンです。
2. WiFi 6E・有線LAN対応のビジネスモデル「MousePro C3-I7U01BK-A」
| OS | Windows 11 Pro 64ビット ( PKIDラベル貼付対応 ) |
| CPU | インテル® Core™ i7-13620H プロセッサー |
| グラフィックス | インテル® UHD グラフィックス |
| メモリ標準容量 | 8GB (8GB×1 / シングルチャネル) |
| M.2 SSD | 256GB (NVMe Gen4×4) |
| パネル | 13.3型 パネル (グレア / 60Hz対応 / アスペクト比16:9) |
| 通常価格 (税込) |
164,780円 |
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MousePro C3-I7U01BK-A
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「MousePro C3-I7U01BK-A」は、携帯性に優れたビジネスノートパソコンです。約1.14kgの軽量ボディを採用している他、堅牢性の高さを示すMIL規格にも準拠しています。また、約10.5時間(アイドル状態)のバッテリー駆動時間を確保しており、外出先での作業にも対応できます。
また、WiFi 6Eと有線LANどちらにも対応しており、どこでも理想的な通信環境で利用できるのも魅力です。 さらに、色鮮やかで精細さに優れた13.3型の有機ELディスプレイを採用。DCI-P3 100%の広色域に対応しており、質の高い画像・映像編集も可能です。
その他にも、セキュリティ性の高い顔認証対応Webカメラや、フルサイズのカーソルキーを採用しており、機能性や利便性にも優れたモデルです。
3. WiFi 6E・有線LAN対応のクリエイティブモデル「DAIV KM-I5G60」
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225 |
| グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 |
| メモリ標準容量 | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
| M.2 SSD | 1TB (NVMe Gen4×4 / TLC) |
| 通常価格 (税込) |
279,800円 |
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DAIV KM-I5G60
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「DAIV KM-I5G60」は、グラフィックボードを搭載したクリエイティブ向けデスクトップパソコンです。AI性能を強化したBlackwellアーキテクチャを採用した、NVIDIA® GeForce RTX™ 5060を搭載。VRAM使用量を抑制しつつ、優れたグラフィック処理が可能です。
また、接続方式は有線LANに加え、6GHz帯を利用できるWiFi 6Eを採用し、安定した通信ができます。コンパクトで設置しやすい筐体でありながら、優れた冷却性能を備えている点も魅力です。
有線・WiFiどちらも対応したグラフィックボード搭載モデルなので、多様な環境・用途に対応できるでしょう。
まとめ:WiFi・有線LAN接続は目的に合わせて使い分けよう!
WiFiと有線LANにはそれぞれメリット・デメリットがあり、用途に応じて使い分けることが大切です。WiFiは配線不要で複数台を手軽に接続できる一方、有線LANは安定した高速通信ができます。
また、ルーターやLANケーブルを選ぶ際、使用環境や目的に合うものを選ぶことも大切です。パソコンが希望する接続方式に対応していないときは、WiFi子機や有線LANアダプタを使うことで対応できます。自分に合った接続方式を選択し、快適なインターネット環境を整えましょう。
マウスコンピューターは、スペックをカスタマイズできるBTOに対応しているメーカーです。詳しい製品の情報やカスタマイズできるポイントは、下記の公式サイトからご確認ください。



