DIVE TO MUSIC

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文化放送

2020/3/1,8 ON AIR

HIDEKAZU TANAKA

田中秀和(from MONACA)

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SPECIAL TALK

『太陽曰く燃えよカオス』
の作曲で知られ、
ヒャダインが“ポップ神”と称賛する
MONACA田中秀和のDTMに迫る!

田中秀和(from MONACA)

『DAIV TO MUSIC』三十四組目のゲストは、神前暁さんのアシスタント募集がきっかけで2010年に音楽制作集団「MONACA」に参加した田中秀和さん!
これまでTVアニメ「這いよれ! ニャル子さん」のOP『太陽曰く燃えよカオス』や、「アイドルマスター シンデレラガールズ」の『Star!!』など有名なアニソンを数多く手掛けていらっしゃいます。

ヒャダインさんは、制作される楽曲のイメージから田中さんのことを“ポップ神”と呼び、田中さんの出演をとても喜んでいる様子でした!
そんな田中秀和さんをお迎えして行われた『DAIV TO MUSIC』の収録の様子をお届けします!

HIDEKAZU TANAKA田中秀和

大阪府出身。
神戸大学発達科学部人間表現学科卒業。
神前暁のアシスタント募集をきっかけに、2010年春よりモナカへ参加。

1.楽曲制作をはじめたきっかけ

田中さんが楽曲をつくるようになったのは、小学生高学年の頃。テレビCMで見た「らくらく作曲名人」という音楽制作ソフトに興味を持ったことがきっかけだったといいます。最初は、鼻歌をMIDIに変換してくれる機能でメロディをつくっていたのだとか。以前番組に出演してくれた、同じくMONACAの広川恵一さんも楽曲制作をはじめたきっかけが「らくらく作曲名人」だったということで、偶然の一致にお二人とも盛り上がっていました。
大学入学後も楽曲の制作を続け、2010年に神前さんがmixiで行っていたアシスタント募集がきっかけとなりMONACAに参加します。
参加当初は、ProToolsのオペレートやレコーディング時の準備などを神前さんに付いて行うことも多かったのだそう。
田中さんの作業部屋に神前さんが入ってきて、制作途中の楽曲に具体的なアドバイスをしてくれたこともあったといいます。本当にありがたい時間でしたと感慨深そうに話していました。

2. PCに求めるスペック

PCに求めるスペックとして、サクサク動くレスポンスの速さをあげてくれた田中さん。限られた時間のなかで楽曲制作をする関係上、思い浮かんだアイデアをすぐに反映できるようスムーズで安定した動きが必要不可欠とのこと。
普段はデスクトップを使用しているという田中さんですが、最近は持ち運べる環境に憧れているとのことで、今後ノートPCの導入も検討していると話してくれました。

※田中秀和さんが現在使用されている主な機材は下記。Logic Pro(DAW)Synthax Japan / FIREFACE400(オーディオインターフェイス)Audio Modeling / SWAMエンジンシリーズ、
Media Integration / SoundToysシリーズ、
Dirigent / Fabfilterシリーズ(プラグイン)

3.今紹介したい楽曲

1曲目に紹介してくれたのは、「モーニング娘。」の11枚目のシングル『恋愛レボリューション21』のカップリング曲『インスピレーション!』。2000年代のハロー!プロジェクトの楽曲には、ファンクミュージック・バンドの「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」のオマージュが多く盛り込まれており、そこがポイントとのこと。
ちなみに、田中さんが作曲された『太陽曰く燃えよカオス』は、『恋のダンスサイト』やその引用元となる『ジンギスカン』の影響を受けていると話していました。
2曲目に紹介してくれたのは、aikoさんの6枚目シングル『ボーイフレンド』のカップリング曲『前ならえ。』。サビの部分で意図的にメロディの締め方を変えている不安定さが曲のフックになっていると田中さん。ヒャダインさんも、「aikoさんの曲は予定調和が全くない」と共感している様子でした。
3曲目は、冨田ラボさんと椎名林檎さんのコラボ楽曲『やさしい哲学』。冨田さんの高い打ち込み技術でつくられたドラム音がポイントなのだといいます。打ち込みの音と生音の融合を、打ち込みだけで表現しているところが秀逸で、冨田さんにしかできないことだと話していました。

4.今回制作いただいたジングルについて

『DAIV TO MUSIC』のメインコンテンツとなるジングル制作のコーナー『DAIV MUSIC STUDIO』。
ヒャダインさんが制作したベースとなるジングルに、各ゲストの方がアレンジを加えてジングルを完成させるというもの。ベースとなるジングルは4パターンあり、ゲストの方が好きなものを選択しアレンジを加えます。

1つ目は、女性の歌声の伸ばしている部分をサンプリングしてつなぐことでメロディを作成。2つ目は、MIDIを使わず、オーディオトラックだけを使ったコミカルなジングルに仕上げてくれました。

田中さんがアレンジを加えた貴重なジングルは動画上で聴くことができますので、ぜひチェックしてみてください!

5.田中秀和にとって『DTM』とは

「DTMとは」という質問に、「発想の器」と答えてくれた田中さん。
自分の中から湧き出るアイデアや発想を受け止めてくれたのがDTMだからとその理由をと話してくれました。
また、たとえ楽器ができなくても、自分がつくりたいと思った音楽がDTMでなら形にすることができるというお話に、「いい時代に生まれましたよね。」とヒャダインさんも大きく頷いていました。

田中さんがサウンドプロデュースを行い曲順にまでこだわって作り上げた、鹿乃(かの)さんのNEWアルバム「yuanfen」が絶賛発売中。田中さんの作り出すポップな楽曲がこれからも世の中を盛り上げることに期待が高まります!

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