DIVE TO MUSIC

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文化放送

2019/6/17,24 ON AIR

KATSUHIKO SUGIYAMA

杉山勝彦

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SPECIAL TALK

乃木坂46や家入レオ
などの楽曲を手がけ、
秋元康が「天才」と評した
杉山勝彦のDTMに迫る!

杉山勝彦

『DAIV TO MUSIC』十七組目のゲストは、乃木坂46や嵐など有名アーティストの楽曲を数多く手がけている杉山勝彦さん!
乃木坂46へ提供した楽曲としては、デビュー曲の『制服のマネキン』をはじめ、東京メトロ千代田線「乃木坂駅」の発車メロディーにもなっている『君の名は希望』、NHK紅白歌合戦でも歌唱された『サヨナラの意味』などがあり、多くが乃木坂46の代表曲となっています。また、家入レオさんの『ずっと、ふたりで』(作詞・作曲・共編曲)は「第59回輝く!日本レコード大賞」の作曲賞を受賞しています。

そんな杉山さんをお迎えして行われた『DAIV TO MUSIC』の収録の様子をお届けします!

杉山勝彦KATSUHIKO SUGIYAMA

1982年1月19日生まれ、埼玉県入間市出身の作詞・作曲・編曲家。
2007年にSony Music Publishingの専属作曲家となり、翌年、嵐『冬を抱きしめて」(共作詞・作曲)で作家デビューを果たす。
以降、乃木坂46をはじめ、私立恵比寿中学、中島美嘉、倖田來未、嵐など数多くの有名アーティストに楽曲を提供している。
2017年には家入レオ『ずっと、ふたりで』(作詞・作曲・共編曲)にて『第59回輝く!日本レコード大賞』作曲賞を受賞。
株式会社コライトの代表取締役を務めながら、フォークデュオ「TANEBI」のギタリストとしても活動。

1.楽曲制作をはじめたきっかけ

杉山さんが楽曲制作をはじめたのは高校3年生の頃。当時バンドを組んでおり、文化祭で演奏するための楽曲をオリジナルで制作されたとのことです。その頃からプロを目指していたという杉山さん。ただ、高校を卒業してからも音楽活動は続けていたものの、以降数年間は楽曲制作を行なっていなかったといいます。
楽曲制作を再開したのは大学3年生になってから。高校生のときと同じく学園祭で演奏するために楽曲を制作しました。実際に学園祭で楽曲を披露した際、たまたま観ていた『ラッツ&スター』の佐藤善雄さんに楽曲制作の才能を評価されスカウトされたのだそう。
ちなみに、杉山さんは元々作曲をメインに制作されていましたが、自身の失恋をきっかけに作詞をはじめたのだとか。

2.PCに求めるスペック

外出先で作業を行うことはほとんどないため、現在デスクトップPCを使用されている杉山さん。購入する際はメモリやSSDなど拡張できるものは積めるだけ積んだとのこと。
楽曲制作は納期との勝負でもあるということで、作業を滞りなく進められるようPCには処理スピードの速さを求めるといいます。同じく作業がストップしてしまうことを避けるため、重視しているのが安全性。その二つが楽曲のクオリティにも大きく影響してくると話していました。

※杉山勝彦さんが現在使用されている主な機材は下記。Steinberg / Cubase Pro 10(DAW)KORG / KRONOS(キーボード)Roland / INTEGRA-7(サウンドモジュール)RME / FIRE FACE800(オーディオインターフェイス)CRANE SONG / HEDD192(A/D・D/Aコンバーター)AURORA AUDIO / GTQ2、
MANLEY / DUAL-MONO(マイクプリアンプ)
TUBE-TECH / CL1B(光学式コンプレッサー)Santa Cruz / OM(アコースティックギター)Sadowsky / ST、Gibson / 335、(エレキギター)FENDER / JAZZ BASS(エレキベース)Hughes and Kettner / Triamp mkII(エレキギターヘッドアンプ)FENDER / Hot Rod Deluxe III(ギターアンプ)

3.今紹介したい楽曲

杉山さんは、自身が作詞・作曲・編曲まですべて手がけられた楽曲を選定し紹介してくれました。
まず、1曲目に紹介してくれたのは、埼玉県入間市出身の杉山さんが故郷のために何かできないかと考え制作した楽曲『どこから来たの?』。
「故郷を想う」をテーマに、「入間」という言葉を使わなくても、地元入間のことを描いていることがわかるよう制作されたといいます。こちらの楽曲は、実際に地元の小中学校で合唱曲としても歌われているのだそう。10年後、20年後も語り継がれる曲をつくるという、杉山さん自身のチャレンジでもあったと話してくれました。
2曲目に紹介してくれたのは、『R!N with イルマニアMCMA』の『どこから来たの? dance remix〜入間でしょ〜』。こちらは1曲目に紹介してくれた『どこから来たの?』のダンスリミックスバージョン。「入間」という言葉をあえて入れなかった通常バージョンとは逆に、「入間」という言葉を連呼する楽曲になっています。若い人たちにも興味を持ってもらえるようにとの考えからリミックス版の制作に至ったそう。
3曲目は、中島美嘉の『一番綺麗な私を』。
こちらの楽曲は、昭和歌謡を意識し、日本語のイントネーションどおりにメロディーを制作されたとのこと。「楽曲制作におけるステージを一段上げてくれた楽曲でもあります」と杉山さん。また、曲先ではなく詞先で制作を行ったことで、今まで自分の中になかったものが生まれたとも話していました。

4.今回制作いただいたジングルについて

『DAIV TO MUSIC』のメインコンテンツとなるジングル制作のコーナー『DAIV MUSIC STUDIO』。
ヒャダインさんが制作したベースとなるジングルに、各ゲストの方がアレンジを加えてジングルを完成させるというもの。ベースとなるジングルは4パターンあり、ゲストの方が好きなものを選択しアレンジを加えます。
杉山さんはヒャダインさんと同じく、大学生の頃にアカペラサークルに所属していたということで、アカペラサークル時代の後輩に録音してもらった声を使用するなど、お二人の共演ならではのジングルを制作してくれました。
また、もう一方のジングルは、どこか乃木坂46の楽曲に通ずるようなピアノアレンジで仕上げてくれています。

杉山さんがアレンジを加えた貴重なジングルは動画上で聴くことができますので、ぜひチェックしてみてください!

5.杉山勝彦さんにとって『DTM』とは

「DTMとは」という質問に、「無限の宝箱」と答えてくれた杉山さん。
DTMで楽曲を作り続けている杉山さんにとって、PCでの楽曲制作は宝箱から宝物を取り出す作業のように感じるのだといいます。「無限」という言葉は、操作のズレなどでも新しいアイデアが生まれるDTMの偶然性を表現したとのこと。
また、その宝箱の内側は鏡張りになっており、開くたびにその時の自身の姿を映し出してくれると話し、それに対しヒャダインさんも共感している様子でした。

秋元康さんに「天才」と言わしめた杉山勝彦さん。今後も世に出るであろう乃木坂46や家入レオさんなどの新曲はもちろん、自身がギタリストとして活動するフォークデュオTANEBIの楽曲も要チェックです!

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