DIVE TO MUSIC

EVERY SUNDAY25:30~26:00AM1134 / FM91.6ON AIR

文化放送

2019/12/29 2020/1/5 ON AIR

YOICHIRO NOMURA

野村陽一郎

27

SPECIAL TALK

『キュン』『ドレミソラシド』
の作編曲で
日向坂46とともに
注目を集めている、
音楽プロデューサー
野村陽一郎のDTMに迫る!

野村陽一郎

『DAIV TO MUSIC』三十組目のゲストは、「楽しくクリエイティブ」をモットーに、作編曲家・ギタリストとしても活躍する音楽プロデューサー、野村陽一郎さん!
作編曲を担当した日向坂46の1stシングル『キュン』は、「女性アーティストの1stシングルによる初週売上枚数」で歴代1位を記録し、日向坂46が初出場する第70回NHK紅白歌合戦の歌唱曲に。また、2ndシングル『ドレミソラシド』は「第61回輝く!日本レコード大賞」の優秀作品賞を受賞しています。

そんな野村さんをお迎えして行われた『DAIV TO MUSIC』の収録の様子をお届けします!

野村陽一郎YOICHIRO NOMURA

幼少期よりクラシックピアノを習い、中学生の頃に何気なく触れたギターに心奪われる。
高校入学と同時に打込みや多重録音を始めその後、音楽大学へ進学。
卒業後は、ギタリストとしてアーティストのライブサポートやレコーディングをする傍ら、2005年「二千花」(にちか)を結成し、2007年メジャーデビュー。
デビュー曲にして「ぴあ満足度CD第一位」獲得や、全国のFMラジオ24局にてパワープレイを獲得するなど注目を集めるも2009年解散。その後、主にサウンドプロデュース、作編曲家、ギタリストとして活動中。

1.楽曲制作をはじめたきっかけ

幼少期からクラシックピアノを習っていた野村さんですが、中学一年生のときに友人の家にあったギターをたまたま触ったことで音楽の面白さに目覚めたといいます。ギター初心者にとっての難関である「F」のコードをその日のうちに押さえることができたとのことで、「山奥の田舎町なので、町で一番のギタリストになるまで時間はかからなかったです」と笑いながら話してくれた野村さん。その頃から本格的にプロのギタリストを目指すようになったのだとか。
その後、高校入学と同時にシーケンサーやシンセサイザー、カセットMTRなどを揃え、打ち込みでの多重録音を開始。PCでDTMをはじめたのは大学を卒業してからで、DAWソフトは当時から一貫してPro Toolsを使用しているそうです。スタジオで使われているソフトが基本的にPro Toolsのため、互換性を考えて選んだとのこと。
好きなことを続けていたらここまで来られたと話す野村さんに、「それはいい人生ですね」とヒャダインさん。

2. PCに求めるスペック

野村さんがPCに求めるのは、「処理速度の速さ」だといいます。
音源データが重くなっても軽快に動き、PCが止まったり落ちたりしないことを重要視しているとのこと。PCは定期的に買い替えるようにしているということですが、選ぶ際の絶対条件として、読み込みの速さを担保してくれるSSDは必須だと話していました。DAIVのPCを見ながら、「USBポートが多いのも嬉しいですね」と野村さん。
普段はデスクトップを使用している野村さんですが、今後はツアー中に旅先でも作業ができるようにノートPCの購入も検討しているとのことでした。

※野村陽一郎さんが使用されている主な機材は下記。ProTools Ultimate(DAW)AVID HD OMNI(インターフェイス)Chandler Limited / TG Microphone Cassette(チャンネルストリップ)Chandler Limited / LTD-1(チャンネルストリップ)AMEK / 9098EQ(マイクプリアンプ)PHOENIX AUDIO / DRS-8 Mk2(マイクプリアンプ)Universal Audio / 1176LN(コンプレッサー)

3.今紹介したい楽曲

野村さんのおすすめの楽曲から3つ紹介してくれました。
1曲目は、「Roger Nichols & The Small Circle of Friends」の『Don't Take Your Time』。18歳で上京した頃に知り、ソフトロックと呼ばれるジャンルの音楽にはじめて触れたきっかけの曲とのこと。それまではギターメインで曲を聴いていましたが、この曲を聴いてから作曲家目線でも曲を聴くようになったのだとか。
2曲目は、2017年にゼクシィのCMソングに起用された、「The Zombies」の『This will be our year』。「僕らの時代がはじまる」という意味のタイトルということで、新年にぴったりの曲を紹介してくれました。お子さんが生まれるときに分娩室でかけていた思い出の曲で、聞くだけでうるっとくるとのこと。詩やメロディーの温かさに加え、洋楽ならではのサビが繰り返されるような構成が魅力的だといいます。
3曲目は、2000年7月に行われた、大貫妙子、奥田民生、鈴木慶一、宮沢和史、矢野晶子によるイベント"Beautiful Songs"の模様を収録したライヴ・アルバム「LIVE Beautiful Songs」のなかの楽曲『歌がうまれてる』。「アベンジャーズですよね」と前置きしつつ、「この楽曲がライブテイクであることが信じられない」と印象を話してくれました。

4.今回制作いただいたジングルについて

『DAIV TO MUSIC』のメインコンテンツとなるジングル制作のコーナー『DAIV MUSIC STUDIO』。
ヒャダインさんが制作したベースとなるジングルに、各ゲストの方がアレンジを加えてジングルを完成させるというもの。ベースとなるジングルは4パターンあり、ゲストの方が好きなものを選択しアレンジを加えます。

1つ目に野村さんが選んだベースジングルは、これまで誰も選ばなかった音源ということもあり、ヒャダインさんは非常に興奮している様子でした! 二つのアコースティックギターを使用し「かえるのうた」のメロディーを輪唱で重ねているとのこと。2つ目のジングルでは1つ目のジングルとは方向性が異なり、ボイスサンプルを組み合わせることで、幻想的な楽曲に仕上げてくれました。
野村さんが制作してくれたジングルは動画で聴くことができますので、ぜひチェックしてください!

5.野村陽一郎さんにとって『DTM』とは

「DTMとは」という質問に「夢」と答えてくれた野村さん。
中学生の頃に音楽の面白さを知り、高校生から楽曲制作をはじめた野村さんにとって、大好きな音楽を続けて仕事にできることこそが「夢」だったのだそう。また、仕事が趣味でもあるため、「仕事を理由に気になる高価な機材を買ったりできるのも楽しいです」と笑いながら話してくれました。

音楽に対する愛をたくさん語ってくれた野村さん。
日向坂46への楽曲提供はもちろん、他の名だたるアーティストへの楽曲提供やギタリストとしての活動など、今後の活躍にも注目です!

SHARE

GUEST