GUEST HIGE DRIVER ヒゲドライバー

SPECIAL TALK スペシャルトーク

GUEST TAKASHI ASANO

ヒゲドライバー × ヒャダイン “ゲームのBGMや効果音から生まれた
「チップチューン」と自身の歌声を融合させる”
ヒゲドライバーのDTMに迫る!

『DAIV TO MUSIC』二組目のゲストは、ピコピコ系の楽曲(チップチューン)を得意とし、主にインターネット上で活動されているヒゲドライバーさん!
歌手・アイドル・ゲーム・アニメへの楽曲提供をはじめ、Remixワークや、ご自身がボーカルを務めるバンドなど、幅広く活動されています。

そんなヒゲドライバーさんをお迎えして行われた『DAIV TO MUSIC』の収録の様子をお届けします!

ヒゲドライバー Hige Driver

主にインターネット上で活動している、ピコピコ系ミュージシャン。
速いテンポでキャッチーなメロディーを得意とし、インスト曲から、ピコピコ+ロックの歌ものも作る。自身で作詞・歌唱も行い、冴えないオトコの妄想歌詞が特徴。近年はチップチューン以外の曲を作る機会が多くなったため、チップチューンに特化する場合は、名義を「ヒゲドライバー(chip-style)」として活動することに。

1.DTMをはじめたきっかけ

ヒゲドライバーさんは中学二年生の頃に、モテたいという思いからギターをはじめたのだそう。その後バンドを組もうとしたもののメンバーが集まらず断念し、一人でもできる方法を探していたときにDTMと出会いました。その頃はネット上にほとんど情報がなかったものの、試行錯誤しながら覚えていったと言います。「今はチュートリアルとかもいっぱいネットにあがってるから、ほんとにはじめやすくなったよね」とヒャダインさん。
ヒゲドライバーさんが最初に使いはじめたのはテキスト音楽「サクラ」というフリーソフトで、ドレミファソラシドを文字で入力するとその音が鳴るというもの。その後、ご自身で楽曲に歌を乗せたいと思うようになり、現在使用されているCubaseに移行したとのこと。

2.ヒゲドライバーさんとヒャダインさんの共通点

ヒゲドライバーさんは、ヒャダインさんと同じようにニコニコ動画に楽曲を投稿されていました。2008年に投稿した『Hello Windows』というWindowsの起動音だけで制作した楽曲が話題を呼び、活動が注目されるように。『Hello Windows』については、仕事の息抜きでなんとなく作ってみたものがたまたまウケたということで、あまりピンときていなかったのだそう。
また、お二人には、テレビ番組「ゴッドタン」の人気企画「マジ歌選手権」で、バナナマンの日村さん扮する「ヒム子」の楽曲を手がけられているという共通点も。ヒゲドライバーさんは『ヒム子の恋する独裁国家』の制作協力、ヒャダインさんは『ヒム子ーズのテーマ』の作曲を担当されています。ヒゲドライバーさんは当時のことを振り返りながら、誇れる仕事の一つだと話されていました。

3.今紹介したい楽曲

ヒゲドライバーさんが1曲目に紹介してくれたのは、『チーム“ハナヤマタ”』の『花ハ踊レヤいろはにほ』。
こちらの曲は、イントロとサビのメロディーは同じなのに、キーが異なるというところに衝撃を受けたのだそう。また、転調の仕方もキーボード弾きならではの斬新な楽曲と話すヒゲドライバーさん。「ギターで作曲する人」と「キーボードで作曲をする人」の楽曲には転調の仕方に違いがあり、普段ギターを使われるヒゲドライバーさんは、「キーボードで作曲する人」の楽曲に憧れがあるのだと言います。

2曲目に紹介してくれたのは、『CHAGE and ASKA』の『SAY YES』。
こちらの曲については、とにかくメロディーが好きなのと、「譜割り(音符に対する歌詞の付け方)」が非常に気持ちよく印象に残ると話していました。

3曲目は、作詞作曲に加え、歌唱もご自身で行った『マイティボンジャック』。こちらは2009年に発売されたヒゲドライバーさんの2nd album「ヒゲドライバー2UP」に収録されている楽曲。ヒゲドライバーさんはこの曲について、「チップチューンとボーカルの相性の良さを感じた楽曲で、今でも自分の代表曲ですね」と説明してくれました。

4.PCをカスタマイズする

ヒゲドライバーさんがDTMを行う上でPCに求めるスペックは動作の速さ。たくさん音を重ねてトラック数が増えてくると、どうしても重さを感じるのだそう。そうなることを避けるため、CPUの強さを重視し、かつSSDが搭載されているPCを選ぶべきだと話されていました。
また、ヒゲドライバーさんが普段使用されているPCはご自身でカスタマイズされたWindowsということで、DAIVのようにカスタマイズできるPCには大きなメリットを感じているとのこと。
メモリやSSDなどを後から増やせることはもちろん、自分のニーズに合った仕事道具をつくれるということが男心をくすぐり、仕事に対するモチベーションを上げてくれるのだと言います。

※ヒゲドライバーさんが現在使用されている主な機材は下記。

  • Cubase(DAWソフト)
  • FIREFACE UCX(オーディオインターフェイス)
  • NEXUS2、Magical 8bit plug、SANA 8bit VST(ソフトシンセ)
  • Waves、UAD2(プラグイン)
  • EVE Audio SC305(スピーカー)
  • MDR-CD900ST(ヘッドフォン)

5.今回制作いただいたジングルについて

『DAIV TO MUSIC』のメインコンテンツとなるジングル制作のコーナー『DAIV MUSIC STUDIO』。
ヒャダインさんが制作したベースとなるジングルに、各ゲストの方がアレンジを加えてジングルを完成させるというもの。ベースとなるジングルは4パターンあり、ゲストの方が好きなものを選択しアレンジを加えます。
ヒゲドライバーさんの特徴は、ファミコンなどのゲームのBGMや効果音から生まれた音楽ジャンル「チップチューン」。今回もヒゲドライバーさんならではのアレンジを加え、2パターンのジングルを制作してくれました。
ヒゲドライバーさんがアレンジを加えたジングルは動画上で聴くことができますので、ぜひチェックしてみてください!

6.ヒゲドライバーさんにとって『DTM』とは

「『DTM』とは」という質問に対し、「生活」と答えてくれたヒゲドライバーさん。DTMで楽曲を制作することで生活させてもらっているということ、また中学生の頃から続けているライフワークという意味も込めたとのこと。ヒャダインさんと同じく、『DTM』のある時代に生まれてよかったと話されていました。

収録に金髪に丸眼鏡という装いで来られたヒゲドライバーさん。「ジョン・レノンみたいになりたくて」とイメチェンの理由を話してくれました。「音楽で世界を変えたい」とも話されていたヒゲドライバーさんの、今後の活躍に一層期待が高まります!