DIVE TO MUSIC

EVERY SUNDAY25:30~26:00AM1134 / FM91.6ON AIR

文化放送

2019/2/8,15 ON AIR

DJ MATSUNAGA

DJ 松永(from Creepy Nuts)

09

SPECIAL TALK

今、最注目のHIP HOPユニット
『Creepy Nuts』のDJであり
トラックメイカー、
DJ松永のDTMに迫る!

DJ 松永(from Creepy Nuts)

『DAIV TO MUSIC』九組目のゲストは、HIP HOPユニット『Creepy Nuts』のDJ、ターンテーブリスト、トラックメイカーであるDJ松永さん!
『Creepy Nuts』は、MCバトル日本一のラッパーR-指定さんと結成した1MC1DJのHIP HOPユニット。2017年、ソニー・ミュージック内に「CREEPERS」というレーベルを立ち上げ、シングル『高校デビュー、大学デビュー、全部失敗したけどメジャーデビュー。』でメジャーデビュー。クラブやライブハウスだけでなく、大型ロックフェスにも出演するなど、シーンを問わず幅広い音楽ファンを魅了しています。

そんな『Creepy Nuts』のトラックメイカー、DJ松永さんをお迎えして行われた『DAIV TO MUSIC』の収録の様子をお届けします!

DJ松永DJ MATSUNAGA

新潟県出身、東京都在住。DJ、ターンテーブリスト、トラックメイカー。Creepy Nutsとして、ライブや楽曲制作、ラジオパーソナリティーとしても活躍中。

1.作楽曲制作について

HIP HOPの楽曲は「サンプリング」という手法での制作が王道で、『Creepy Nuts』の楽曲もサンプリングで制作しているものがほとんどだといいます。「サンプリング」とは、既存の楽曲から音源のフレーズなどを一部抜粋し、ループさせたり切り貼りしたりすることで新しい楽曲を制作する手法。『Creepy Nuts』がまだインディーズだった頃は、サンプルの元ネタ(サンプリング元の音源)がわかる程度でも使っていたそうですが、メジャーデビューした現在では、著作権の問題から元ネタが全くわからないくらいに切り刻んで使用しているとのこと。完成した楽曲はほとんど元ネタの面影がなくなっていますが、松永さんは「やはりサンプリングという工程を通らないと導くことのできない良さというものがあるんです」と話していました。

2.PCに求めるスペック

トラックメイカーとしてだけではなく、DJ、ターンテーブリストとしても活躍されている松永さん。PCのスペックで重視するポイントは容量の大きさとCPUだといいます。というのも、松永さんは楽曲制作もDJも同じPCで行われているため、それぞれに必要なデータを保存しておく必要があるからなのだそう。また、ライブの際はもちろん、外出先でPCを使用することが多いということもあり、デスクトップではなくラップトップを愛用。ラップトップには4TBのSSDを積み、外付けハードなしでも作業ができるようにしているとのこと。
CPUを重視する理由としては、使用頻度の高いソフトシンセはCPUへ重い負荷を与えてしまうため、PCを長く使っていけるようになるべく強いものを選んでいるのだそうです。

※松永さんが現在使用されている主な機材は下記。Ableton Live 10 Suite(DAWソフト)RME Fireface UCX(オーディオインターフェイス)Native Instruments KOMPLETE KONTROL S61 MK2(MIDIキーボード)audio-technica ATH-R70X(ヘッドフォン)

3.今紹介したい楽曲

まず1曲目に紹介してくれたのは、『RHYMESTER』の『ザ・グレート・アマチュアリズム』。元々、『RHYMESTER』の楽曲を聴いたことがきっかけでHIP HOPの世界に足を踏み入れた松永さん。この楽曲のおかげで今も音楽を続けられていると話し、わざわざ自宅で歌詞カードを印刷してきてくれました。音楽未満の音楽、その敷居の低さがHIP HOPの良さであり、それが絶妙に表現されているとのこと。
2曲目に紹介してくれたのは、『BUDDHA BRAND』のメンバーD.L(DEV-LARGE)がソロでリリースしたアルバム『THE ALBUM』の収録曲『CRATES JUGGLER』。松永さんが初めて買ったレコードが『THE ALBUM』で、『CRATES JUGGLER』はそのなかでも思い出深い楽曲なのだそう。D.L(DEV-LARGE)のトラックメイカーとしてのセンスにも惹かれ、楽曲制作において強く影響を受けているのだとか。純粋に聴覚的にカッコいいんですよね、と松永さん。
3曲目は、2018年9月にリリースされた『Tajyusaim boyz』のデビューシングル『リボで買う。』。ネガティブな状況で開き直っているような歌詞が好きとのことで、「無理やり開き直る」という行為もHIPHOPの持つ良さだと思うと話していました。

4.今回制作いただいたジングルについて

『DAIV TO MUSIC』のメインコンテンツとなるジングル制作のコーナー『DAIV MUSIC STUDIO』。
ヒャダインさんが制作したベースとなるジングルに、各ゲストの方がアレンジを加えてジングルを完成させるというもの。ベースとなるジングルは4パターンあり、ゲストの方が好きなものを選択しアレンジを加えます。
松永さんは、これまで当番組に出演した著名な作曲家の方たちと編曲やアレンジで勝負しても勝てないと思ったということで、ベースジングルを元ネタとしてサンプリングするという、HIP HOPならではの手法でジングルを制作してきてくれました。
ベースジングルを逆再生し、気持ちいいフレーズを切り出してループするなど、独創的な制作方法にヒャダインさんも驚いていました。
また、最近の仕事で一番気合を入れて取り組んだと話す松永さんは、実際に制作したジングルをヒャダインさんに絶賛され興奮している様子でした。

松永さんが普段『Creepy Nuts』で行っている方法で制作した貴重なジングルは、動画上でぜひチェックしてみてください!

5.DJ松永さんにとって『DTM』とは

松永さんは、「『DTM』とは」という質問に対し、『RHYMESTER』の楽曲タイトルである「ザ・グレート・アマチュアリズム」と回答してくれました。たとえ楽器が弾けなくても、歌を上手く歌えなくても踏み込めるという、HIP HOP敷居の低さやその魅力を表現している本楽曲。それに似た魅力が、楽譜を読めなくても楽曲を制作できる『DTM』にもあると思うと松永さんは語ってくれました。

今年3月からは、2マンツアー「生業」で全国を回る『Creepy Nuts』。他のアーティストとつくり上げるライブで得るものもたくさんあるという松永さん。2マンツアーを経て、今後どのような楽曲が生まれるのか、期待が膨らみます!

SHARE

GUEST