m-Book W X 瀬戸勝之さんインタビュー

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FAN'S VOICE マウスコンピューター製品インタビューm-Book W X 瀬戸勝之さん

瀬戸勝之さんインタビューメイン画像

「3Dミュージック」のパイオニアとして、世界的な注目を集めているサウンドデザイナーの瀬戸勝之さん。その緻密かつ美しいサウンド空間を構築するにあたり、マウスコンピューターのm-Book Wシリーズが、欠かせない存在になっているという。早速、インタビューを兼ねて最新モデルを試用していただいた。

「パソコンという意識を越えて身体の一部になっている大切なパートナー」

今年は、人気ブランドであるエミリオ・プッチの秋冬コレクションの音楽を提供、さらには国史跡 御所野遺跡 御所野縄文博物館やサンシャイン水族館などの音響プロデュースなど、幅広い分野で才能を発揮、「3Dミュージック」を世界に広めている。マウスコンピューターのヘビーユーザーでもあるという瀬戸さん。その緻密で洗練されたサウンド世界を創造するにあたって、m-Book Wを選んだ理由をさぐってみた。

瀬戸勝之さん インタビュー写真1

心地よい空間を演出する3Dミュージック

音を駆使して空間を演出する「3Dミュージック」というジャンル・表現手法を確立、今や世界的にも才能が認められ、さまざまな商業施設やブランドなどからもオファーが殺到している、サウンドデザイナーの瀬戸さん。

「僕が活動を始めた当初の2002年ごろは、映画館で5.1サラウンド(多数のスピーカーを駆使して、臨場感のある音で楽しめる音声出力システム)で公開される作品が注目され始めた頃でして、それを音楽だけ切り離して表現したら面白いのでは?というアイデアから、3Dミュージックはスタートしたんです。実は当時、そういう音楽は存在していたけど、人気アーティストが莫大なお金をかけないと作れないもので、もっと手軽に作ることはできないか?というところもありました。
それに5.1サラウンド・ミュージックっていう言葉だと、長いし舌がもつれてしまいそうだったんで(笑)、他に何かいい表現方法はないか?と考えていたところ、当時3Dという言葉も知られるようになっていたので、こちらのほうがシンプルでいいと思い「3Dミュージック」と言い始めたら、今のように浸透していったという感じです」

多数のスピーカーを駆使し、それぞれが異なる音を鳴らすことで緻密かつ奥行きのあるサウンドを構築。耳にすると、ここではないどこかへ導いてくれる瀬戸さんの「3Dミュージック」。

「僕の場合、スタジオで録音するというよりも、例えば波の音や川のせせらぎ、山に登って鳥のさえずりを録音するなど、自然をモチーフにしていることが多いです。だから、自分の求める音を録音するのが、とても大変です。自分の呼吸でもノイズになってしまうくらいですから(笑)。そうやって苦労して集めた音を、今は人との会話を遮断せずに、かつ心地よく空間に響くよう綿密に計算をして、完成させていくことが多いですね」

だからこそ音を作るにあたって、PCは必要不可欠なツールだという。

「自分で集めたさまざまな音素材を編集し制作したり、クライアントの方とデータのやりとりをしたりするなど、かなり高スペックなパソコンが必要です。デスクトップPCだと、重いデータのやりとりなどは可能ですが、移動の多い仕事なので……。ノートPCを使って外出先で作業をするとなると、なかなか過去のマシンでは対応できない部分があって少々不満を感じていました。でも、マウスコンピューターのm-Book Wに出会ってから、それまでの仕事のやり方が大きく変化したんです」

m-Book Wシリーズと出会い瞬発力が高まった

m-Book Wとの出会いは、およそ1年半前。今では、3台を所有し日々作業をしているという瀬戸さん。

「データの読み込み・書き込みのスピードが圧倒的に早い!また、その時最高峰のパーツをカスタムしているので、いろんなことが出来るんです。しかも、電源を1週間つけっぱなしにしていても、フリーズをしたことなんて1度もありません。排熱システムもしっかりしていると思いました」

 また、デザインに関してもシンプルでありながら、ユーザーへの配慮が細かく施されていて、お気に入りだと語る。

「配列がとにかく素晴らしい。キーボードにテンキーが入っているので、数字の入力など細かい作業がしやすいですし、またUSBなどの差し込み口が手元から離れた場所にあるのも助かります。以前手が滑ってしまい、差し込んだUSBが外れて大変になったことがあったので(笑)」

瀬戸勝之さん インタビュー写真2

実は、自身でも組み立てをできるくらいPCに詳しい瀬戸さん。m-Book Wに出会ったことで、創作活動に何か影響を及ぼした部分はあるのだろうか?

「音楽的なことを言えば、常に自分の創造をカタチにしているだけなので、大きな変化はないのですが、瞬発力が高まったというか。考えているものを、より早くアウトプットできるようになりました。それってとても大切なことでして、例えばこういった取材を受けているときでも、音のアイデアがパッとひらめくことがある。
でも、それをすぐに具現化できるツールがなければ、せっかくひらめいたものを忘れてしまってイライラしてしまい、ストレスが増えていくんです。でも、m-Book Wはデータの起動や取り込みが早いので、そういうムダなことに費やす時間が格段に減った気がします」

その使い勝手の良さに、連日時間を忘れて作業をしているそう。

「気づいたら、終日ずっと画面と向かい合っていたということも、しょっちゅうです(笑)。でも、不思議と疲労感とか全くないんですよね。スムーズな作業が出来るから、楽しくて。仕事をしている感覚をつい忘れてしまうんです。趣味の延長っていう感じですね」

現在では周囲のアーティストにも、マウスコンピューターのPCを薦めるほど。数多くあるパソコンメーカーの中から、マウスコンピューターを選んだ理由は?

「やはり、ノートパソコンでSSDを2台内蔵でき、さらにRAID仕様にカスタマイズ出来た事が大きいですね、数十GBのファイルを扱うことも多いので、SSD(RAID)は必須です。CPUも上位グレードのもが選択できるのも良い。僕がパソコンに求めるのは処理能力がすべてと言っても過言でないかな、例えばあるパーツをカスタマイズすることで1%でも速く動くのであれば予算は惜しみません。17.3型の大画面液晶も気に入ってます。作業効率を考えると、画面が大きいほど良くなるのは解りきっていますので。
おかげで今では、僕の周りの音作りをしている人たちのマウスコンピューター使用率は、かなり高くなってきていますね。確かに、持ち運びにはちょっと重いところもありますが、高スペックなので仕方ありません。それに重い楽器を持つよりは、格段に楽ですからね。でも、あまりにも高スペック過ぎるから破損するのが怖くて、いつも購入時の箱に入れて慎重に移動しています(笑)」

そんな瀬戸さんの愛機を見ると、パッドのコーティングが一部分のみ剥げていて、かなり使いこんでいる様子がうかがえる。

「僕の音楽は、1つ1つの音のバランスが重要で、ちょっとしたことで、心地よく聴こえることもあれば、耳障りになってしまうこともあるんです。特に、空間プロデュースなどの依頼を受けた場合は、ちょっとしたバランスの変化によって雰囲気がガラリと変わるので、秒単位で音を編集・構築していかなければならない。その細かい作業をする場合、デスクトップだとマウスを使用しますが、ノートだとパットでまかなうことが多くて。しかも、ほぼ終日そういう作業を続けているので、購入して1、2ヶ月でこういう剥がれた状態になってしまうんですよね(苦笑)。パットの横にマウス代わりになるローラーみたいなものを付けてくれたら、より作業がしやすいのかもしれないです」

だが今ではPCという意識を超えて、重要な仕事上のパートナー、いや身体の一部のような存在にもなっているという。

「イメージしたものを、簡単に表現してくれるのが、m-Book Wでした。今では、コレがないと何もできない状態になっています。完全な依存症ですよね。何とかしてください(笑)」

今後もお気に入りのm-Book Wを駆使し、さまざまな音楽空間を提案していきたいという瀬戸さん。

「でも、現在作っている3Dミュージックが、純粋に音楽と言えるのか?ということは常に考えています。空間を演出するために、音楽を使用しているという役割に進化してきているのかなって。でも僕自身は、サッカーで例えるならMF(ミッドフィルダー)的な役割だと思っていて、基本的にはゴールを決める(パフォーマンスする)人が、いいカタチでシュート(演奏)できるようサポートするけど、誰もいなければ自分でもシュートを打つみたいな。シュートを打つ(人前でパフォーマンスする)時が、DJとしての活動なんですけど。そういう役割で、今後も音楽と関わることができればと思っています」

厳しい時代だからこそ、新しいことを試せるチャンス

音楽を巡る環境が、激しく変化している昨今。そのなかで、瀬戸さんの描く音楽空間は、どんな影響をもたらすのか?これからの活動が気になってくる。

「僕は、3Dミュージックを始める以前は神戸でクラブをオーガナイズしていたんですけど、そこでさまざまな面白い音楽に出会ったことをきっかけに、今があるんです。だから、今後もいろいろと面白いことを試してみたい思いは強いですね。確かに音楽を巡る環境は、厳しくなっているかもしれない。今では動画サイトなどを使って無料で好きな音楽を聴ける時代になっていますからね。でも質のいいものって、どんなに状況が変化したとしても、誰もが手にしたくなるじゃないですか。つまり、いい作品を発表していけば、絶対に廃れることはないと思います。これからの音楽は、そういうことがより強く求められる時代にたどり着いたのではないのかって」

瀬戸勝之さん インタビュー写真3

今の時代を悲観するのは簡単なこと、でもそこで立ち止まらずに現状をチャンスととらえ、新しいものにトライする挑戦者であり続けたいと、力強く語った瀬戸さん。

「今後、面白い音を追求していくためにも、もっとマウスコンピューターのお世話になると思います。なので、時間ができたら『どれだけ負荷をかけても大丈夫か?』といったテストをはじめ、マシンの性能をとことん追求する実験をしてみたいと思いますね(笑)。また自分自身も常に限界を探して、それを越えていかないと、枠ができてしまうような気がして。枠にとらわれた活動はしたくないんです。
まぁ、音を聴く人にとっては些細で気づかれないようなことかもしれないですけど、日々進化していこうとする気持ちがクリエイターにとって大切なことだと僕は思います」

限界を設定せず常に前進し続ける、瀬戸さんの姿勢。それはきっと、未来のクリエイターにも大きな刺激・インスピレーションを与えるはずだ。
今回のインタビューでは、最新モデルのMB-W800X2-SSも試用していただいた。

「僕が使っているm-Book Wは1年半ほど前のモデルです、それと比べてもかなり速いですね!また欲しくなっちゃいますよ(笑)。パソコンの進化はびっくりするほど早いですよね、今日の技術が明日には古いなんて日常ですから。
それでも、使うPCには、お金をかけたほうがいいのではないかって思います。確かに、なかなか簡単に手を出しづらいかもしれないですが、昔はシンセサイザーなどの楽器を購入するなど、音を鳴らすために色々なモノを揃えなくてはいけなかったから、もっと大変だったと思う。
でも、今はPCさえあれば、素人でもソフトを使って本物の楽器に近い音を作ることが簡単にできる時代。だったら、m-Book Wのようなパソコンを出来る限り高性能にカスタマイズして、素早くアイデアをアウトプットさせて欲しいですよね」

m-Book Wシリーズ
瀬戸勝之さん 近影
瀬戸 勝之
Katsuyuki Seto
1975年生まれ。2002年にサウンドデザイナーとして活動開始。05年には世界初の野外サラウンド音楽イベント『AREA 5.1』を開催し、話題に。以降、DJ活動の他、さまざまなイベントや商業施設などの空間音楽、人気ファッション・ブランドのサウンド・プロデュースなどにも携わる。3D MUSIC制作スタジオ studio SpaceLab を主宰。
http://studio-spacelab.com/
m-Book Wシリーズ
m-Book Wシリーズ
17.3型の大型液晶が特長的なノートパソコン。今回のインタビューでは、瀬戸氏からの希望で、SSD(RAID)、メモリ、CPUなどをBTOした高性能モデルとなる。その処理能力の速さに、瀬戸氏も太鼓判を押せる満足のいくスペックとなった。
ベースモデルは
「MB-W800X2-SS」
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m-Book Wと瀬戸勝之さん
ほぼ終日、この状態で作業することも珍しくないので、ノートPCのパッド部分は、1、2ヶ月で擦れ剥がれた状態になってしまうという。

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